何年も前にマルシン工業からは開発アナウンスがありました。
最初はベレッタM92系、ガバメントシリーズやM84系、PP/PPKシリーズ、その後ブローニングハイパワー系やコルト25オート等、ほとんどのPFC-BLKオートがカート&ブリーチ廻り再設計でCF化されたので、S&Wオート系のCF化をずっと待っていました~

M439HW 2026モデル左側面とX-PFCカート5+別売5発
本年5月にやっとリリースされてみるとM39HWキットは在庫が少なくすぐ完売。木製グリップの単独販売は無いようなのでハンドリング用としてM439HWの完成品狙いで購入です。

M439HW 2026モデル 右側面
その後M39はネットショップで在庫があったABSキットを購入。別記事にてUPしようと思いますが、本当はHW希望でしたが入手かなわず。確実に手に入れるためにはショップが募集した時点で予約した方が確実ですね。
上の2枚写真と下の写真で比較すると、スライド刻印については金型モールドから後打ちに変更された時に右側MFG MARUSHINの刻印も消えました。フレーム左側は初版からM39/439シリアルNo仕様分けの関係上、後打ちでした。右のS&Wは以前と変わらず刻印モールドです。

M439初期ロット品
新発売時は高価で買えませんでしたが、発火済みですが程度良好状態のABS中古品を後年入手出来ました。刻印のホワイトは、後入れかと思います。今回はその初期品との比較です。

ブリーチ廻り 初期ロット品(上)、2026モデル(下)
ブリーチは割れやすかった亜鉛合金のファイアリングブロックから変更。ファイアリングピンリテーナーはありませんが、M92に近い構造で、ハンマーがファイアリングピンを直接叩きます。2026モデルのブリーチブロックはエンプラらしくディスコネクター頂点もブリーチ底面と点当たりするように改修されています。

バレル収納部 初期ロット品(上)、2026モデル(下)
スプリングについては、リコイルSPは若干強め、ハンマーSPは弱めになりました。これはカート材質がX-PFCにてアルミに変更されたことにも起因していると考えます。
細かい点ではシリンダーストップ右側面の斜めカットの省略。
この部位の加工はかなり前に省略されてしまいましたが、組み立て時にシリンダーストップの軸をフレームに通す時にリコイルガイドを前に出しやすく便利です。実銃でも後から省略されてしまったのでしょうか。軸は初版がスチール製で、斜めカットがなくなった時点から亜鉛合金になったと思われます。
SP類については初版はオールステンレス。当時は紙火薬の比率が高く腐食対応だったと思われます。その後、材質はスチールに変わり2026モデルではスチールの表面に黒染めでしょうか?
巻き数や線径も見直されています。←特にハンマーSPがかなり弱くなりました。

また初版としてはドローバー(トリガーバー)がロストワックス製法によるスチール製でした(表面錆びで赤茶の方)。P-38もそうでしたが、当時はキャップ火薬の黎明期でパワーと強度の関係が確立されていなかったからだと考えます。その後、メタルフィニッシュやキットの発売頃から亜鉛合金に変更されます。ワタシの経験から、ダブルアクションを頻繁に行わなければ、材質は亜鉛合金でも問題ありません。ハンマー側は亜鉛なので、同じ材質が良いかと思います。

マガジンはスポット溶接が6→5打点と1点削減+ナゲット径も小さくなっています。マガジンフォロワーは不変の様子。
大きな変更点は以上でしょうか。
M39の初版につきましては、過去記事も参照願います~
以下お遊び

実銃のM39/439シリーズはフレームがアルミ合金、スライドがスチール製なので、写真の物はフレームを初版ABS、スライドをHW製2026で組んで撮影してみました。
作動も問題なく行えます←逆の組み合わせは行っていませんが、おそらく作動すると考えます。
今回M439HWの方は発火せず保管しようかと思います~。