昨日は神奈川県の消防学校へ行って指導者講習を受けてきました。
10時~15時で実質4時間のそれほど長い時間のモノではありませんでしたが、内容的にはとても充実していました。
会場には小田原市消防団のほか、伊勢原市、綾瀬市、平塚市、大磯町、二宮町の消防団も一緒で49名の受講者で進められました。
午前中はまず座学で「指導者としての心構え」などのほか3・11の震災を踏まえた上での震災に関する話などを1時間弱。
続いて、訓練礼式。
部隊訓練と各個訓練をおさらいしました。
併せて号令のかけ方とかも。これが指導者には大事だよね
お昼休みは一時間。
ご飯は消防協会の方で用意してくれたお弁当を頂きました。
ホントは学食で食べたかったけど、日曜日はやってないんだよね。残念
午後は3班に分かれて火災防御訓練と倒壊家屋救出訓練、機器取扱い訓練を実施。
機器取扱い訓練は、今回はチェーンソウの扱い訓練。
エンジンをかける上での注意点やメンテナンスの仕方、下から切る理由などなど色々教わりました。
火災防御訓練は消防団が水出しする場合で多い隣家への延焼防止のための放水の訓練。
水損を出さないために筒先からの放水を拡散させたりしながら“面”で建物に放水する練習でした。
最後の倒壊家屋救出訓練では要救助者を検索するときの指揮の取り方(人員の配置・動かし方)などや、実際に今回の大震災で被災地で活動された教官の経験談などを聞かせて頂きました。
中でも「消防と入った服を身にまとっている以上、我々の言動一つですべての消防に対する見方に影響してしまう。」という話が、特に印象に残りました。
OnとOffの区別はキッチリと付けなければならないことの大切さを再認識させられましたね
そして、すべてのカリキュラムが終わって戴きました。
たった4時間の講習なのにこんな立派な修了証って…
そして鷲のマークの指導員章。
なんかショッカーのマークみたいです。
この鷲のマーク(大正製薬じゃないですよ)のがバッヂの中でも比較的高価らしいんです・・・
そう言えば消防学校のアポロキャップはこんな感じ。
それと、敷地内には救助訓練で使う(使った?)車輛がゴロゴロありました。
さて、今回学んだこと、分団の中でも活かしていかないとですね。