思えば親の介護が本格化し、実家通いをするようになってからは、仏壇の水をとりかえ線香を焚く機会が多くなった。先祖にはお願いをするのではなく感謝を伝えている。

両親が亡くなり、納骨堂はそのままだが、仏壇の管理は横浜の長兄に託すことになり、

実家の仏壇は処分することになった。

お焚き上げする前に三兄弟が集合し

魂抜きをしていただいた。

家の中がさらに寂しくなった気がするが、

思えば魂は変わらずあるから大丈夫。