先日映画「アイアン•クロー」を観て以来、古き良きアメリカンプロレスについて検索することが多くなった。

兄たちに影響を受けたせいか、物心ついた頃から毎週のプロレス中継は必須。

よく「全日(ジャイアント馬場率いる全日本プロレス)派?新日(アントニオ猪木率いる新日本プロレス)派?」と聞かれるが、正直どちらも好き。

きっかけは猪木vsルスカ、vsアリといった新日本プロレスの異種格闘技戦だったと思うが、きちんと見るようになってイロイロ調べるようになると、当時の世界最大のプロレス団体はアメリカのNWAであり(現在は圧倒的な最大プロレス団体のWWEは当時はまだニューヨーク地区の団体に過ぎませんでした)そのチャンピオンは全日本プロレスにだけ来日するとのことで自然と全日に来日する強豪外国人レスラーによる古き良きアメリカンプロレスに興味をもつ傾向になった。

かといってそれに対抗するかのような新日のIWGP構想にも夢とロマンを感じていたし、さらにはストロングスタイル、UWFスタイルも決して否定するわけもなく心を躍らせたものだ。もちろん初代タイガーマスクの四次元プロレスはまさに別次元で熱狂させられた。

ハーリー•レイス、リック•フレアー、ザ•ファンクス、ダスティ•ローデス、トミー•リッチ、ブルーザー•ブロディ、ジミー•スヌーカ、リッキー•スティムボード、テッド•デビアス、ディック•スレーター、フリーバーズ、バリー•ウィンダム、ザ•ロード•ウォリアーズ…週刊ゴング、週刊プロレスの他にたまに海外のプロレス雑誌を見つけては(読めないくせに)買いあさった。

ニューヨークやロサンゼルスとかよりも、NWAの主要都市だったセントルイスやカンザスシティ、ダラス、アマリロ、アトランタ…といった中南部の街にいつかは行ってみたいという微かな夢があります(でも今はロスで大谷くんも見たい)。

たぶん…当時の同世代のプロレスファンは、中学に上がる前から、エルボー(ひじ)ニー(ひざ)ショルダー(肩)ブレイン(脳)アーム(腕)レッグ(脚)クロー(爪)といった英単語は当たり前のように知っていた。

↑これは貴重!メインが当時世界第二位の団体AWAチャンピオンのリック•マーテルにスタン•ハンセンが挑戦したタイトル戦に、セミファイナルがザ•ロード•ウォリアーズにジミー・ガービンとスティーブ•リーガルが挑戦したAWAタッグタイトル戦のプログラム🤣

実家の断捨離作業がいよいよ佳境を迎えている中…学生時代に夢中になっていたプロレスグッズの選別と処分に悩んでしまう今日この頃。