ボランジェ スペシャル・キュヴェ

 


抜栓すると甘く濃厚な焼いたリンゴの香りや、
柑橘系の酸味と甘みを連想させる焼いたミカンの香りが漂う。
グラスに注ぐと熟した白桃や
杏のコンポートのような果実の甘い香りとスパイス感。
蜂蜜の甘い香りに焼きたてのトーストのような香ばしさ。
香りの構成は華やかで複雑。

口当たりはきめが非常に細かくシルキーで秀逸。
焼いたミカン、べっこう飴、焼いたリンゴ、蜂蜜などの明確な甘さ。
明確な甘さはカシューナッツや
ブリオッシュのような香ばしい余韻に移り変わる。
余韻のラストにバニラというかミルクキャラメル感。
割りたてのクルミ。
スペシャル・キュヴェは久しぶりに呑んだけど
相変わらず非常に良いシャンパンね。
 

 

合わせた料理

北海道産 モッツァレラチーズ
徳島県産 あまベリーももりこ
沖縄県産 バジル

スペイン産 ハモンテルエル

やっぱり大好きカプレーゼ。

生ハムを添えていただいた。

シャンパンのアミューズでカプレーゼはマストw

何度食べても飽きない。

 

 

千葉県産 はまぐり

千葉県産 ほうれん草

 

ホタテにするか物凄く迷った。

けどはまぐりのエスカルゴバター焼きにして大正解。

口の中ではじけ飛ぶ旨味爆弾。

 

 

山口県産 イサキ

千葉県産 ズッキーニ

 

身はしっとり皮はパリパリで

ズッキーニのソースがすごく良く合う。

はまぐりは野放図に破裂しまくる素材の暴力の一皿。

これは計画的にビルを爆破解体するような一皿。

旨味をこれでもかと引き出しているけど管制下において

上品に旨味がスムーズに展開されてゆく。

非常に素晴らしい作品。

ボランジェの樽香がより引き立つ。

 

 

オーストラリア産 子羊

フランス産 アスパラソバージュ

 

ボランジェのスペシャル・キュヴェと子羊って

本当によく合うよね。

このペアリング大好き。

 

 

来週はペリエ・ジュエのベルエポック2013か2014

どちらにするかまだ思案中。

二本目はボランジェのラ・グラン・ダネ2014にしようかな。

それともポル・ロジェのサー・ウインストン・チャーチル2008