ポル・ロジェ ブリュット・レゼルヴ

 

ポル・ロジェ ブリュット・レゼルブ

グラスに注ぐと爽やかな洋梨の甘い香りと
焼きたてのブリオッシュの香ばしいさを感じる。
あとは蜂蜜と杏や花梨などの果実感、
それにポル・ロジェらしいマンダリンオレンジの柑橘香。

口に含むと砂糖漬けの杏や焼いた蜜柑のような甘みが口に広がる。
果実味の甘みはやがて甘いスパイス感や紅茶のニュアンスを伴って
最後はオレンジピールのような苦みに変わって消えてゆく。
紅茶の香りが印象的。
余韻の苦みに残糖感が残るのが非常にフェミニンでエレガント。
最初はスレンダーな感じなのですが、
やがて女性的な柔らかく豊かなボリュームを感じさせる。
これどう考えても女性的なシャンパンだよね。
このシャンパンを一言で言い表すなら

”端正”

頭抜けてバランス良く貴族令嬢を連想させるシャンパン。
Vゾーンの狭い英国調のスーツを着て嗜みたくなるシャンパン。
格調高くエレガントだけどリゾート感のある
ジョセフ・ペリエのキュヴェ・ロワイヤル・ブリュットとは正反対。
ノンミレジメのシャンパン群の中でも
屈指にフォーマル感の強いシャンパン。
この世界観は非常に好ましい。
料理とのペアリングはクレバーに立ちまわって料理を引き立てるタイプ。

モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンペリアルなみに器用。
赤い肉耐性もそこそこある。

 

 

スペイン産 ハモンテルエル

山梨県産  洋梨

 

生ハムの脂がうっすらと溶けてテラテラ光る。

良く冷えてシャクッシャクッとした歯ごたえのある洋梨に

非常に良くマッチしている。

ポル・ロジェのブリオッシュのような香ばしさが引き立つペアリング。

エレガントでアーティスティックな佇まい。

 

 

高知県産 シュガートマト

北海道産 モッツアレラチーズ

福島県産 バジル

 

ドン・ペリニヨンでも書きましたが、

シャンパンのおつまみとしてカプレーゼは本当に素晴らしい。

納豆とカプレーゼは毎日食べても飽きない。

 

 

岩手県産 岩ガキ

福島県産 ほうれん草

 

満足度の激高な一皿。

食べていて幸せになる。

 

 

千葉県産 金目鯛

福島県産 かぶ

愛知県産 菜の花

 

今日一番の一皿。

パリッパリに焼かれた皮としっとりジューシーな身。

歯ごたえ、舌触りが素晴らしく心地良い。

蕪と魚介のソースが金目鯛のうま味をバッチリ受けとめる。

食べて呑んで多幸感が半端なかった。

美味しい料理と素晴らしいシャンパンを楽しめるのは本当に幸せね。

 

 

名古屋コーチン

いろいろなキノコ

零熟インカのめざめ

 

チキングリルでこれが一番好きかも。