私と相棒指導主事の企画するプロジェクトメンバーとの反省会。
何回に分けて、今年度の成果と課題を検証する会議を持っています。
こんなこともありました。
メンバーの要望もあれば、改善点を提案されることもあるのですが、
①持続可能か?
②お金はかからないか?
③改善になっているか(別のリスクはないか、他の方の負担はないか)?
④市や県、国のルールや動向に沿っているか?
などを考えていかないとなりません。
④はもちろんですが、陥りやすいのは③だと思っています。
プロジェクトを牽引するということは、よいことをしている気になり、
「学校はこれくらいしてくれて当たり前。」
「事務局もこのお膳立てくらいはしてくださいよ」
となるわけです。
いや、事務局である私自身もそうです。
ああ、立場に対する慣れっておそろしい![]()
反省です。
さて、メンバーの先生との協議を終えた後、2人で片付けながら相棒指導主事がひと言。
「メンバーの提案は、それ自体はよくても予算的にも人事的にも市役所ルール的にもできないことがあるって、この立場になって分かりました。
だって、俺らのプロジェクトが学校にとっても市にとってもすべてではないですもんね。
好きなことを言って、叶わなかったら文句言ってられるて幸せかも。
裏を知って分かることだなー。
『そう簡単にはいきませんよー』って言ってやりたかったです。
『みんな一度はこちら(予算編成等する側)になれば、分かるから、どうぞ』
って言えたら、スッとすると思います」
そう、現実が分かると余計に苦しいのです。
もうすぐ、いろんな決戦が待っている私たちの心の声でした‥。
