前回のブログからの続きです。


そして、後半は愚痴です。



​ご理解ご協力に感謝 


県教委の議会対応のために、各校に回答依頼をした私たち。


木曜日の17時15分に依頼をすると、各校の管理職から、少しずつ回答が返信されてきました。



市教委勤務経験のある管理職は、


「議会対応お疲れ様です」

(私たちは、橋渡ししただけですけれども)

と一言くださったり、

回答の根拠や詳しい数字の内訳を示してくださったり、と議会対応の重さを理解したくださっていることが伝わってきました。


その他の管理職も、時間外で、しかも夏休み中であるにも関わらず、迅速にしかも丁寧に対応してくださって、有難い限りです。









​議会対応と働き方改革 

ところが、こんな苦言を添えられた教頭先生が一名。


「本日は、管理職2人とも不在でした。

たまたま、私(教頭)が、私用の帰りに学校に寄ってこのメールを見つけましたが、そうでなかったら回答できていなかったはずです。

回答期限が短すぎるので、今後、配慮ください」

(このエピソードは先週の出来事なので、夏休み中)





分かります。



分かります。






けれども、

議会は待ってはくれません。



後日電話でお詫びと説明(〆切まで猶予がない理由、連絡がつかなかったらその旨概算で県に報告すること)をしましたが、分かってもらえたかどうか…。


「日頃、教頭の働き方改革をうたっている市教委から、時間外、休暇中の対応を求められるとはびっくりしたので、お尋ねしました。今後、ご検討ください」

と最後までおっしゃっていました。

が、9月の教頭会議の教育長訓示で、

「◯◯の質問で県から、⬜︎⬜︎の件で市議会の⬜︎議員からは質問がありました。時間外のご協力に感謝します。」

とおっしゃった後、答弁協議のため退席されたので、伝わっていることを願います。





​市民生活と繋がっている議会 

最近のブログで、さんざん議会対応の大変さを愚痴っておきながら何ですが…


何回か議会対応をすると、社会科で教えてきた議会制民主主義の仕組みがわかってきます。


私たちが案を作(って直された吟味された)答弁。


1️⃣議会はもちろんのこと、ネット中継や市議会だよりによって市民の皆さんに公開されます。


2️⃣議員さんも、市民の声をもとに、視察に行ったり調べたりして、市をよくしようと質問されています。

何期にもわたって、同じテーマを掘り下げられる議員さんもおられます。


3️⃣質問されたことにより、新しい事業が始まることもたくさんあります。

(現に私も、昨年度の質問から始まる事業の部外協力者として会議に出ることになりました。)



こうやって、新しい事業や制度(「ん?」と思われる方や内容もあるけれども)が始まるのです。



ということが分かると、

真剣にならざるを得ない。


市民のため、県民のため、には、時間外の対応をお願いすることもある、といつかご理解いただきたいです。



後日の校長会議で、教育長が同じようなことをおっしゃっていました。


その教頭先生に伝わりますように。



愚痴を長々とお読みいただき、ありがとうございました。