最初、日銀に聞いてみました。
「日銀の統計マネーストックM2 (世の中に出回るお金の総量)によると、1967年のマネーストックM2は、約30兆円であるのに、2024年度それは、約1250兆円になっています。
57年間で、世の中のお金は1200兆円以上も増えていますが、これほどの巨額のお金は、一体どのような方法で増えたのですか?」
日銀「マネーストックの統計は確かに日銀が作成したものですが、お金が増えた理由については、財務省に聞いてください。財務省の管轄です。」
そこで次、財務省に同じ質問をしてみました。
財務省理財局「お金が増えたことに関しては、財務省は関わっていませんので、内閣府に聞いてください。」
仕方がないので、次、内閣府に同じ質問をしてみました。
内閣府「お金が増えた理由については、日銀か財務省に聞いてください。内閣府は関与していません。」
これは一体どうしたことだろうか?
1200兆円もお金が増えていると言うのに、その理由がどこも答えられないとは、日本政府の役所は一体どうなっているのだろうか?
仕方がないので、再び財務省に電話すると、理財局国債企画課というのが出てきたので、こちらから説明してみました。
「お金が増えた理由は、銀行の信用創造によりますね、それ以外にお金が増える方法は無いはずです。」
国債企画課「ええ••• はぁ•••そうですね。」
私「通貨発行制度である。管理通貨制度によると、中央銀行である日銀は、民間銀行から何らかの金融資産(手形や債券など)を買い取り、その代金としてお札(日本銀行券)を支払います。
世の中に直接お金を送り込むわけではありません。銀行に送り込むだけです。
したがって、誰かが銀行からお金を借りなければ、お金は世の中に出て行きませんね。」
企画課「はあ•••まあ•••そうなります。」
私「そうすると政府は銀行からお金を借りなければ、世の中のお金の量を増やすことができないわけです。
政府及び日銀は、直接世の中にお金を送り込むことができないからです。(管理通貨制度であるから)
生産力が高まり、経済成長をするのに合わせて、当然、貨幣量も増えなければなりません。
政府は国債を発行し、それを銀行に買ってもらい(銀行の信用創造)、そのお金を財政出動することによって、世の中のお金は増えるのです。
結論として、政府の国債発行は、すなわち通貨の発行と同じことになります。
当然国の借金ではありません。いかがですか?」
管理課「••••••」
私「それから、発行した国債は返済する必要はありません。
なぜなら、銀行、保険会社などの金融機関は、預かったお金を何らかの金融資産で運用しなければならないが、国債ほど安全な資産はないので、もし国債がなければとても困るわけです。
世の中に国債があるおかげで、日本の金融は成り立っていると言って良いでしょう。
さらに「国債市場」と言う市場があって、常に国債は売買されているのであり、国が国債を返済しなくても、売りたいものは容易に売ってお金に変えることができるのです。
以上から言える事は、政府の国債発行は通貨と金融資産の供給と言うことになります。日本経済にとって、なくてはならないものです。いかがでしょうか?」
国債管理課「••••••」
