こないだ総会をやりました | キャンプ協会なにしてる

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東京都キャンプ協会の理事の一人が勝手に書いているブログです。キャンプのためになる可能性があります。

この間、当協会の総会というのがありました。

総会というのは、1年を振り返り、先の1年間を見通そうとする会のようです。

主に、なにをやったか、やるか・お金をどうしたか、どうするか、を報告し計画を伝え合う場のようです。

何やらよさげなアイデアをくれる人もいます。
とにかく心配してくれる人もいます。

 

協会なので

・先にアイデア出して一緒やりましょう

・心配なら心配ない状態を一緒に目指しましょう

・文句があるから解決しに来てください

・意見があるなら通るようにたずさわってください

ということでしょう。

 

この協会は、加盟する団体また個人に、何かをお願いすることはあっても強いることはありません。
強いたことはありませんが、強いそうになったら先にお断りしています。
つまり
会員がいてなんぼの協会ではないんですね。

それに気づいたら、ますます強気が増しました。

会員様が会費を払ってくださり、それで運営されている協会のように思っている方もあるかと思います。
しかし、実は、会費を払わないでもいいから団体が減ったほうが経営的には楽になります。
その道を選ばないのは、みんながいたほうがおもしろいからです。簡単すぎますが、そういうことです。

 

会員を減らしたくない=会員が大切

っていう協会じゃないんです。

 

資格を持っている方は、まずは日本協会に支払いをします。
東京協会はその会費の一部を申し受け、それを原資に協会を運営しています。
会費の使い道のうち、役員の報酬とかはありません。役員が行動したら行動に応じて経費は支払われます。

 

団体会員は会費を払ったら団体丸ごと会員になります。
協会が創っているほとんど助成は、団体会員の構成員にも適用されます。

団体会員になるには、年間1万円を払うだけです。
それに対する助成と会員のための共益性のある事業費など足した額は、団体会費を大きく上回る。
つまり、団体が数多くあっても、どのみち赤字です。

団体会員におもねる経営である必要がなくなりゃしませんか。

 

では

誰のための協会か。

そこみそね。

それがはっきりできたらもっと経営は楽です。

協会 というのは性格です。
法人 というのは人格です。
どんな性格でも人格を揃えたいのか、どんな人格でも性格を大切にするのか、良し悪しではなくどっち寄りに居たいのか、というのを運営する者どもは明らかにしたらいいかもしれませんね。

 

人格が整っていれば性格はどうでもいいのか。
性格が許せるなら人格はどうでもいいのか。

なっかなか難しいけど、考えぬわけにはいかん。

 

つまり

誰のための協会か。
それをもう少し踏み込んで考えたらいいかもしれません。
NPO法人だからって、公益性のある活動ばかりではないんです。
NPO法人の善良イメージはもう幻です。
法人格はすでに、仕組み上のものでしかない。

キャンプの参加費を見ても、民間もナントカ公益性あるっぽい法人も変わらないか、むしろ自由にやれる企業のほうが安い場合もあります。

 

誰のための協会か。
それをもう少し考えてみようかなと思った総会後です。

 

あとそうだ
注意深く気にしていたけれどやっぱり
「個人的に」という人のほとんど、逃げがうまい人です。

個人の立場でその場にいられるのは、家か学校くらいだろ。
今度誰かが「個人的に」って言ったら、その場に応じて支払われる会議費やなんかは出さないでいいんでしょうから、そうしたらどうかな。

そうすれば協会の経費も抑えられると思うよ。

 

そういえば申し遅れました。
総会に、議決権がないまま団体の看板背負ってきてくださった方

、協会運営に大きい力になってくださっているオブザーバー参加の方、総会にお越しくださりありがとうございます。

議決権があるからって小賢さをアピールする人によりもずっと、感謝と敬意を申し上げるべき方々です。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

ところで

水辺の活動勉強会(6月3日)

の締め切りが延びました。
ぜひあきらめずにエントリーなさってください。