D2 キャンプディレクタ-2級 養成講習会 間もなく | キャンプ協会なにしてる

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東京都キャンプ協会の理事の一人が勝手に書いているブログです。キャンプのためになる可能性があります。

D2

ただ今、参加は20名近くになりました。
全国からご参加いただき、ありがたいことです。

ここで、まっすぐに、今回の方針をお話します。

・しっかり野外生活をする
・キャンプの組織作りを実践する
・工夫できる余地を多く保つ

そんなことを考えています。
経験に深浅はあります。
しかし、アイデアや工夫は全員がたくさん持っていて、そこに深浅も貴賤もありやしません。
みんなの工夫を集めたらすてきなキャンプになります。

D2を受講するためのハードルが下がりました。
・キャプインストラクター資格を持っている
・アウトドア経験2回
・指導経験1回
があれば受講できます。
イントラ資格をお持ちの方、ぜひ受講なさってください。
締め切りは過ぎましたが、どうしても締め切りまでに予定が立たない方もあるかと思います。
ぜひご相談なさってください。

ハードルが下がった分だけ、キャンプそのものの経験や、キャンプ運営組織の経験が少ないままに受講されても大丈夫なように考えています。
火の起こし方、薪の割り方、テントの建て方、など、具体的な技術もお伝えします。
例えばその時に、こんな方法がありますよ、って教えてくださってもありがたいです。
注意せねばならないのは、講師もマニアックなので新しい技術に触れて楽しくて立ち止まってしまい、講習が止まってしまうことです。
充分注意して臨みます。

まずはみんなでキャンプをしよう。
そこから始まり、キャンプ生活をしながら課題に取り組んだり、講義を聞いたりします。
いつも火が焚いてあって、秋の寒さと清冽さにほだされ、かじかむ手でメモを取ったり企画書を書いたりし、食事の湯気に集まりミーティングをする。そんな大人なキャンプになりそうです。


さて、ここからは情報です。
会場のヒゲッチキャンプ場は私の運営するキャンプ場です。
TCS12月13日の会では「快適なキャンプ場をしつらえる」と言うテーマで、僭越ながら私が講師です。
D2の会場にもなるHCGの話もします。いろいろな情報が手に入るかと思います。
ぜひともエントリーなさってください。
D2講習会はどんな環境や様子か、すこしお伝えします。
・今日は朝の気温が7度くらいでした。当日はもっと寒いはずです。
・今PCを打つ手もかじかんでいます。9:30。
・トイレは洋式ぼっとんです。
・薪は拾ってくるか、自分たちで割って使います。
・講習では、ガスを使う予定はありません。
・かまどはブロックの三方カマドか、石積みや立ちカマドなど自由に作ってOKです。
・お湯が必要なら、いくらでも沸かしてください。
・シャワーや風呂には入らない予定です。乾季で寒気なので、ちょと我慢してください。
・希望の方は、3日目駅に帰る前に温泉にお連れします。白寿の湯 という人気温泉です。
・寝具は寝袋と毛布を使います。何枚使っても構いません。


とても貴重な2泊3日です。
家事や仕事を調整するのも大変だったことと思います。
それだけの時間を作ってくださったなら、充分に活かして差し上げたいです。
今までの、どのディレクター講習会よりも忙しいものになると思います。
しかし、現場(指導する現場。)はもっと忙しいです。
時間いっぱい、工夫いっぱいに暮らしていただけます。

また、主題にはしませんが別の目線で考えると、災害時に風呂もなくトイレも不便し寒くてもほおり出されることを考えると、若い指導者やキャンプ経験の無い指導者にはとても意義ある機会になると自負しています。

もしも、ですが、そんな環境ではキャンプしたくない!と言う方があれば、キャンセルなさってもOKです。
このくらいでダメであれば、キャンプのディレクターは務まりません。
ディレクターになるかどうかは関係なく資格を目的にする方にも、一つのキャンプとして楽しめるゆとりを持ってお越しください。

その環境に応じて、様々な方法の中から何かを選び、集まる人とどうやってつながればキャンプが楽しくなるか、を考え実践するのがディレクターの仕事ですので、今回はまさしく実地に、まさしく自主的に、まさしく本当の楽しさの中で講習が進む珍しいチャンスです。

ぜひ、あきらめないで受講申し込みなさってください。
お待ちしています。