相撲界の問題を見て、思うこと。 | 未来デザイン& マーケティングコンサルタント 若尾裕之のOfficial Blog

相撲界の最近の事件や、ゴタゴタを見るにつけ、

寂しい思いをします。

私の子供の頃、相撲は輪島と貴ノ花(先代)を中心に

盛り上がっていて、私達も友達と休み時間に遊びで

相撲をとっていました。

お祭りでも、ちびっこ相撲大会が花盛りでした。


今、いろいろ取りざたされていますが、私は「部屋」制度

という仕組み自体に無理が出てきていると思います。

以前から疑問でした。

同じ部屋の力士は対戦しないから、強い力士が多い部屋に

いれば有利になります。

スポーツという観点で考えれば、明らかにおかしいですよね。


「部屋」は「家」そのものだったのです。親方が父親、おかみさん

が母親、弟子は兄弟です。

大家族の頃の日本社会そのものです。

時代に合わなくなってきているのに、制度を変えようとしません。

その為、だんだん無理が出てきています。


現在、実社会でも「家」は、大家族から核家族に変わり、さらには

単身世帯(一人暮らし)が全世帯の中で今年一番多くなります。

「家」制度自体が成り立たなくなってきています。


お葬式は、以前は「家」が基本でした。大家族では、それが可能

でした。各家を「地域コミュニティ」がサポートするカタチです。

その後は「会社」がサポートする時代もありました。

しかし、地域コミュニティも、「隣の人が何をしているかもわからない」

時代になって崩れ、会社も終身雇用が崩れ、成り立たなくなって

しまいました。


お墓は、「家」そのもので、「○○家の墓」が当たり前。継承者が

いなければ、墓も買えない時代がありました。

しかし、今は未婚化、少子化、離婚率増などの事情により、「家」

をベースとした考え方が成り立たなくなりつつあります。


時代の変化によって、選択肢も多くなり、価値観・考え方によって

選択できることが望ましいと思います。

今、お葬式やお墓では、新しい動きが出てきています。


相撲も、お葬式も、お墓も、時代に応じて変えて行かなければ

成り立たなくなると考えているのは私だけでしょうか?