今回の作業車はBMW320d
F31
当店のHP、整備予約ページからご予約いただきました。
今回の作業内容は、
「車検」
「左下サイドステップ破損」
ご予約通りにご来店して頂きおクルマをお預かりしました。
入庫時には必ず診断機を接続し目では確認できない箇所に問題が無いかよく点検しておきます。
診断機による点検が終わればリフトUPして下周りの点検から進めていきましょう。
ボルトやナットの締付を1ヵ所づつ丁寧に確認しながらアーム類に曲がりや損傷、ボールジョイントのガタやグリス漏れ、オイル洩れや水周りの洩れ、そのほか点検確認が必要な個所全て進めていきます。1ヵ所づつ丁寧に時間をかけるからこそ見つかる不具合もあるのです。ハブベアリングのガタや異音なども確認してホイールを取外しブレーキパッドやローターの摩耗やキャリパー、ブレーキホースやパイプの損傷やブレーキオイル洩れの点検。
タイヤの摩耗、経年劣化による損傷や見た目だけでは気づかないぐらいの空気圧漏れ(パンク)もよく確認してエアー調整をします。
リフトを下げてバッテリー点検、バッテリー専用テスターを使用し確実な点検をしておきます。
エンジンルームの点検を進めていきましょう。
エアーエレメント、ベルトやプーリー、そのほか全て点検確認と私が勝手にする経験での点検ができれば今回の作業内容を作成しお客様へご連絡します。
「私が考える作業内容」と「お客様が考える作業内容」をご相談しお客様に納得してもらいご返事を頂きます。
お客様に納得して頂いたご返事は「作業お願いします」素早いご返事を頂きました。
それでは作業開始!
エンジンオイル交換。
エンジンドレンコックを取外しエンジンオイルを抜きます。
エンジンオイルを抜いてる間にオイルエレメント交換を進めていきましょう。
オイルエレメント交換ができればエンジンオイルも抜けてるのでドレンワッシャを交換しトルクを守りトルクレンチで締付け。
エンジンオイルを決められた量入れていきます。
エンジンオイルが入ればクーラント添加剤を補充しエンジン始動。
エンジンオイルを循環させて停止。エンジンオイルレベルゲージを使用しエンジンオイル量の測定をしましょう。
OK
次の作業はFワイパーブレードとRワイパーブレード交換。
↑Fワイパーブレード
↑左側、今まで使用していたFワイパーブレード 右側、新品のFワイパーブレード
↑今まで使用していたワイパーゴムは右に傾いています
↑新品のワイパーゴムは真直ぐです
↑Rワイパーブレード
↑左側、今まで使用していたRワイパーブレード 右側、新品のRワイパーブレード
↑今まで使用していたワイパーゴムは右に傾いています
↑新品のワイパーゴムは真直ぐです
次の作業はエアコンフィルター交換。
エアコンフィルターは助手席足元上についてるのでカバーを取外します。
↑カバーを取外せばエアコンフィルターの蓋があるので取外します
↑エアコンフィルターが出てきました
↑汚れてました
↑左側、今まで使用していたエアコンフィルター 右側、新品のエアコンフィルター
次の作業はエアコンガスクリーニング。
エアコンガスクリーニング専用マシーンTEXA760Rを取付けてBMW320d F31を選択できればスタート!後はTEXA760Rが自動ですべての工程を進んでいきます。
↑エアコンガスクリーニングマシーンTEXA760R
↑エアコンガスクリーニングした結果
今回のBMWにはエアコンガスが500g必要量です。
エアコンガスを回収したら475gでした。
人がする作業では調整することはできません。この様な専用の機械を取付けてエアコンガスを回収し確認ないと現在どれぐらいのエアコンガス量が入ってるのかも分かりません。エアコンガス量がキチンと入っていても定期的にクリーニング作業をしエアコン内の不純物の清掃はしておいた方がよろしいです。エアコンガス量がキチンと入っていなかった場合、エアコンがキチンとした仕事ができなく負担も大きくエアコン機能も冷えてなかったと思います。人間って慣れるので現在はエアコンは効いていると感じてしまうのです。でも実際は温度を測定したら冷えに差があります。
それとエアコンガスの調整も人間でのカンではできないのでこの様な高額な機械が必要になるのです。
エアコンガスクリーニング
エアコン内の不純物の清掃
エアコンガス調整
エアコンガスの作業なんてしたことが無い方、1度エアコンガスクリーニングしてみてはいかがでしょうか?
次の作業は左下サイドモール破損
↑損傷していたサイドモール
この損傷では新品のサイドモールに交換をしなければなりませんでした。
部品は新品なのですが塗装はされていないので塗装作業をしてからの交換になります。
↑サイドモール交換後
今回の作業が完成したのでBMW専用テスターを接続し作業後に問題が無いか点検します。
問題ありませんでしたので作業をした項目を順番にCBSリセットをします。
それでは大阪陸運局へ走行テストも兼ねて行きましょう。
陸運局で検査員の方に厳しい点検確認をして頂きます。
問題ありませんでしたので合格。
新しい車検証と車検ステッカーをもらい工場へ帰ります。
工場へ戻り新しい車検ステッカーと点検ステッカーに張替えてから新しい車検証、自賠責保険、分解整備記録簿を忘れること無くご用意しておきます。
最終チェックができればお客様へご連絡しお引取りに来て頂きました。
I様、今回は初めて当店をご利用して頂き誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
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一般のお客様からのお問合せも多く、「どうしても見て頂きたい」という方が沢山いらっしゃいます。それに対して当店でできる事なら作業を受けようと思い作業時間が空く時間を使いご理解頂ける一般のお客様からお困りの修理依頼を受ける様にしています。
時間がとれる時に作業を進める為、トータルカーサービス アプリルをご利用したいお客様にはお約束事がありお守り頂ける方のみ依頼をお受け致します。
==お約束事とは簡単な事です==
おクルマをお預かりしても大丈夫な事。(時間が必要な事についてご理解がある)
お早目のご予約を入れて頂ける事。(当店とのお時間が合う時に予約)
作業内容のご説明やお見積りなどをご連絡致しますので連絡が取れる事。
(折り返しの連絡でも結構です)
作業内容についてのご返事がスムーズにできる事
入庫、納車のお時間を守れる事。
(作業の入庫が毎日あり工場内が一杯になる事や、次お待ちのお客様にもご迷惑がかかる為)
この様な簡単なお約束ができる方のみ、ご利用してください。
おクルマの作業内容や車種によりお断りする場合もあるのでご了承ください。
当店の予約カレンダーが混雑(赤色)になっていても工場の状況によりお預かりできる場合もあるので1度お電話でお問合せください。
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