大阪府茨木市からご来店のBMW335i E92エンジンルームらか蒸気が出てラジエター警告灯点灯  | 大阪の外車輸入車専門の修理工場「トータルカーサービスアプリル」

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今回の作業車はBMW335i

E92

メールでの依頼でした。

内容は、

今朝、走行中にエンジンルームから蒸気が出てラジエターの警告ランプも点灯しました。JAFで車を持ち込みたいのですがよろしいでしょうか?

いつも当店をご利用して頂いてるお客様。何とか工場内にスペースを開けて入庫してもらう事にしました。

その後、JAFでBMWが運ばれてきました。

ボンネットを開けて確認すれば、アッパーホースが折れてラジエター水が飛び散っています。

↑↓アッパーホースが折れています

アッパーホースの交換をしなければいけません。

アッパーホースにつながるホースを全てお見積りをしておきます。

その他、お客様から言われていた作業も合わしてお見積りができればお客様へご連絡し作業内容を決定していきます。

いつもご理解のあるお客様、「作業進めて下さい」素早いご返事を頂きました。

それでは作業開始。

アッパーホースを外します。アッパーホースにはサブタンクとつながるホースやヒーターコアにつながるホースがあるので同時に取り外し交換作業を進めます。

↑アッパーホース外しました

↑ホースを外しました

3本のホース交換になります。(同時交換した方がよいのでお客様にはご説明済み)

↑ホース3本(アッパーホースが外れています)

↑アッパーホース折れています

↑新品のホース3本

↑新品のアッパーホース

↑ホース3本交換しました

↑折れていたアッパーホースを新品の交換しました

ホース交換ができればラジエター水を入れてエア抜き作業を開始。(エア抜き作業はBMW資料を確認すればできます)

バッテリー電圧安供給器(BAT-490)を接続してからエア抜き作業を進めます。

エア抜き作業は12分間行われます。(12分後、自動で完了になります)

後はラジエター水を調整すれば完成。

次の作業はエンジンオイル交換です。

エンジンオイルを抜きましょう。

オイルを抜いてる間に下周りの点検をしておきます。

オイルが抜ければドレンワッシャを交換しトルクレンチで締め付け。

リフトを下げてエンジンオイルを入れていきます。

オイルが入ればエンジン始動。

オイル量の測定をします。(レベルゲージはありません)

OKでしたので次の作業をしましょう。

メーターパネルの外気温表示が正しくないみたいです。。。(少し温度が高い)

点検した結果、外気温センサーの交換になりました。

↑外気温センサー

外気温センサー、作業は簡単に済むと考えていてはいけません。

このタイプはフロントバンパーを取り外さないと外気温センサーの交換ができないのです。(センサーは見えてるのにね)

それではフロントバンパーを取り外しましょう。

取り外してから外気温センサーを交換。

↑左側、不良の外気温センサー 右側、新品の外気温センサー

フロントバンパーを組み付ければ完成。

メーターパネルの外気温を確認しましょう。

正しい温度に戻りました。

BMWテスターを接続しエラーコードのチェック、実測値の点検、CBSリセットをします。

これで今回の作業は完成しましたので走行テストをしておきます。

しばらく走行テストをして工場へ戻り、水周りに問題が無いか確認。

問題ありませんでしたので1日置いておきます。

次の日、冷間時にラジエター水の確認をします。

これで作業は完成。お客様へご連絡しお引き取りに来て頂きました。

S様、いつも当店をご利用して頂き誠にありがとうございます。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

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