今回の入庫車はBMW335i E90
今回の作業はオートマオイルの交換とエンジンオイルの交換
おクルマの事をよくご存じで、できる作業はご自分でされる器用なお客様。
今回のエンジンオイルも指定されるほど詳しいんです。
今回のエンジンオイルの指定は「LIQUIMOLY」
しかも10Wー60です。LIQUIMOKY推奨はBMW M3と書かれています。
高級なオイルを指定されよくお調べしておられエンジンオイルの重要性をよく理解されています。
おクルマはお預かりし作業を進めていきます。
エンジンオイルをドレンコックを外して抜いていきます。
下からエンジンオイルを抜いてる間に上からはオイルエレメントの交換をしていきます。
エレメントの交換ができればエンジンオイルも抜けてるのでドレンワッシャを交換しトルクレンチでキッチリと締め付けをします。
後は、お客様から指定されたエンジンオイルを補充していきましょう。
規定量入れたらエンジンを始動しエンジンオイル量を測定します。
オイルの量もOKでしたので、次の作業オートマオイルの交換を進めて行きましょう。
今回はオートマのストレーナーも交換されるのでオイルパンを取り外します。
↑ 左側、今までのオイルパンとストレーナー 右側、新品のオイルパンとストレーナー
このオイルパンはストレーナーと一体になのでオイルパンごと交換となる為、少し高くなります。オイルパンが外れたら、この時にできる作業はしておかないといけません。
それはミッションの配線接続カプラーの交換。この作業はオイルパンが外れている時しかできない為、必ずしておかなければいけない箇所。よくオイル漏れが発生する箇所なのでね。
配線の接続箇所はロックがかかってるので最初だけ少し硬くなっています。クルっと回すだけで外せます
後はオートマ内部からカプラーをロックしてるピンを下げてカプラーを取り外していきます。外せたら新品のカプラーに交換し配線を綺麗にお掃除後に取り付けます。
↑ 左側、今までのカプラーと挿入口コック 右側、新品のカプラーと挿入口コック
後はストレーナーセットのオイルパンを取付けし規定のトルクでキッチリと締め付けします。
次にオイルを挿入するコックを取り外しオートマオイルを溢れるまで入れていきエンジン始動。
エンジン始動したらオイルを補充していきシフトを動かします。
オートマオイルの調整はテスターを接続しミッションオイル温度を測定しながらの調整となるのでテスターを見ながら調整していきましょう。
丁度いい温度になった時、オイルの溢れ方を確認し調整できればコックを取付け締め付けします。
これで作業は完成したのでオイルで汚れている箇所を綺麗にお掃除します。
その後、走行テストをしていきます。
とてもいい感じでシフトUPしていきますね。オートマオイルは無交換と言われていますが、やはり交換は必要だと思います。
工場へもどり再度オイルのチェックをします。調整後、新品のコックに交換しキッチリと締め付けします。
最後の作業はTEXAによるエアコンガスクリーニング。
TEXAをエアコン低圧、高圧ラインに接続し作業を進めていきます。BMWを選択し、いつもの様に作業開始。その後、約1時間ぐらい自動で作業をしてくれます。私は他のクルマの作業にかかります。全ての作業が終わればブザーとランプでお知らせしてくれるので安心して任せれるマシーンです。
今回もエアコンガスが減ってました。
これで今回の作業は完成です。
お客様へご連絡しお引き取りに来て頂きました。
S様、遠方にもかかわらずいつもご来店して頂き誠にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
【今回の作業代】
¥111040円(税別)