助産院を退院後

子宮内に残っていた
胎盤の一部が剥がれ出たことで

息子を抱き上げた瞬間
床に大きく円を描くほど
出血をして

病院で麻酔無しで
子宮内の処置を受けたり

乳腺炎になって
オッパイ専門の助産院に数日入院したりと

かなり大変なこともありました。

けれども、息子と過ごす毎日に
とても幸せを感じていました。


そして、私の母を見ていても
世の中の風潮からも

子育てというもの対して
「ただただ大変なだけ」
とネガティブな印象を思っていたけど

親になってみて初めて

自分の子供というものが
こんなに可愛くて愛おしいものだということ

そして

親は子供の存在によって
こんなにも幸せを感じさせて貰えるのだ
ということを

どうして誰も教えてくれないんだろう?

人生にはこんな幸せもあったんだ!

と、それまでに感じたことのない
幸福感を感じていました。


そして助産院に入院していた時に
ちょっと驚いたのは

同じ頃出産をして
一緒に入院していた
新米ママたちが

初めての子育てが
始まったばかりにもかかわらず

オタオタしている人が
一人もいなくて

とても貫禄があって
自信に満ち溢れているように
見えたことでした。

その印象を助産師さんとも話して
結論に至ったのは

病院でお医者さんに
産ませてもらったのではなく

自然なお産によって
自分で産んだという

母親としての自信が育まれるんだと
強く感じました。

そして、助産院での出産は
大きく女性性が育まれる
素晴らしい機会だなと

助産師に憧れるようになりました。


そんな中、私自身の産後
一年経つか経たない頃

有り難いことに
二度目も立て続けに出産に立ち会う
という機会に恵まれたのです!