あなたのどんな行動にも責任が存在します | 連続アメブロ演義 まとひ

連続アメブロ演義 まとひ

剣龍之介のいま、つたえたい話

「あなたは自分の失敗を運命のせいにすることがありますか? だとすればしっかり足元を見直すことです。見たいものだけを見るのではなく、見たく無いものも、受け入れたくないものまで見ることが、『しっかり見る』と言うことです。

しっかり見ることで、あなたの不幸の大部分は避けられるのです。避けられたのです。地上においては、日常生活でも仕事の上でも、あなたに本当は責任が無いのにも関わらず、他人から一方的に責任を押し付けられることはあります。地上に完璧な人間は存在しません。皆、不完全です。そして、この世界には他人を貶めようとする人間がうようよしています。

本質的意味において、あなたの全ての行動について、あなたは責任があります。しかし、これは仕事などで言われる『責任』とは意味が異なります。あなたはベストを尽くしているのに、会社の経営方針であったり、商品・サービス自体に問題があって売れないことが多々あります。そんなときに都合よく『お前の責任』だと上司は言いますが、それは間違っているのです。

本質的な意味では、あなたがどんな選択をするかは、あなたの意志にゆだねられています。全ての決断とそれによる結果は誰も肩代わりできません。帳消しにすることはできません。神や霊、精霊、地上のルールなどのせいにもできません。どんな理屈をつけようと、どんなに論理を積み重ねようと、状況がどうであろうと、法律がどうであろうと、悪は悪です。そして、善は善です。言い訳の通用しないときが必ず来るのです。そのとき後悔しても遅いのです。

バカにされようとも、だまされようとも、至誠であることです。自分を幸せにし、また他人を幸せにすることです。自分だけ良くなろう、自分を犠牲にして他人を良くしよう、これは間違いです。全てが幸せになる、これが真実です。現実を理想に近づけていくために、人間は生まれました。

あなたが為すべきことを為しましょう。後悔する前に」