帰ってきた存在との対話5 「何を信じるか」よりも、「何をするか」が大事 | 連続アメブロ演義 まとひ

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剣龍之介のいま、つたえたい話

帰ってきたお宮様が言った。

「何を信じるかよりも、何をするかが大事です。何の信者であるか、何人であるか、性別が何であるか、趣味嗜好が何であるか、何語を話すか、何歳であるか、神を信じるか否かなどは極論してしまえば、全く関係ありません。社会において、この現実世界において、そして誰かの危機において、あなたがどんな行動をするのかが大事なのです。いかなる極限状態におちいっても、人間性を手放さないことです。それが生まれてきた理由です。あなたが何を選ぶかが、常に問われ続けているのです。

神が存在するかどうか、霊が存在するかどうかは、肉体を返す時が来れば、いやでも分かります。そういったことを学ぶ機会が訪れます。みなさんには肉体を返した後に本来の役割と仕事がありますので、わたしとしては神や霊が存在することを肉体のあるうちから肯定して欲しいところですが、地上において、神を信じてみても山にこもってお祈りだけしているよりは、信じなくても一人でも多くの兄弟姉妹を幸福にする方がよっぽど良いことです。

みなさんの言う霊能力や超能力もわざわざお金を払って、たいへんな労力をかけて、開発するようなこともないのです。いずれ、人類全部がその能力を発揮します。そのような時代がいずれ参ります。たしかにすべての生命に霊能力や超能力は眠っております。それを地上において、磨いて発揮させることもでき得るかもしれません。ただ、それにかかりきりになって、すべての生活をないがしろにしてしまうならば、その労力と金銭を困っている人々のために使ってほしいと思います。何かご質問がございますでしょうか?」