厳然たる事実を目の前にしても、それを
認めない人はどこにでも居るものである。
「世界の進歩と調和、愛に敵対する者はいずれの社会にも居るものです。
むしろ、信念より打算や利害から出る攻撃なのです。
宗教、階級、人種等の特権意識、世間体から叩こうとするのです。
しかし、やがて彼らも納得せざるを得なくなります。恐れる必要はありません。
事実というものは頑固なものです。誤った事柄は堂々と訂正すべきです。
ただ、焦ってはなりません。世界は急激には変わりません。
ゆっくりと確実に前進していきます。幾世代を要する大事業なのです。」