染性感染症は、O(オー)157のように国内 でも発生しますが、近年 は、海外 旅行者が外国 で感染してくるケース がふえており、注意 必要 です。

感染のしかたには、水や食べものをとおして口から感染する経口感染(けいこうかんせん)、蚊()に刺されたり動物 にかまれたり、あるいは汚染された水や土が傷口にふれて感染する経皮感染(けいひかんせん)、血液を介して感染する血液媒介感染(けつえきばいかいかんせん)、性行為によって感染する性感染があります。

海外で(はしか)にかかった人が帰国後に発症、学校や保育園で感染を広げる例が目立っています。昨年末は愛知県の小学校で、1月末には広島県の保育園で、帰国した子どもが発端となった集団感染がありました。国立感染症研究所は、患者拡大を防ぐためのワクチン接種や渡航時の注意を求めている。

 愛知県では昨年11月、フィリピンから帰国した小学生が発症。兄弟や小学校の同級生に広がり、患者の子と同じ医療機関の外来にいた成人男性も発症しました。保健所は緊急対策として、この小学校の5、6年生に集団ワクチン接種を行いました。広島県でも1月、フィリピンから帰国した保育園児から園内4人が感染、2月も患者が広がっています。

 感染研の最新の分析では、海外で感染した人の割合は2009年は2.4%、10年は7.3%。今年は先月20日までの59人のうち7人が海外での感染で1割を超え、7人から感染した人を含めると3割近くになります。 地域はフィリピンの他に、インドや中国など。子どもだけでなく、インド旅行から戻った30代女性の発症もあげられます。

 はしかは北米や韓国では「患者ゼロ」の病気だが日本はまだ患者が出ています。4年前、10代に大流行し大学や高校で休校が目立ちました。カナダを修学旅行中の高校生が発症し「はしか輸出国」として批判されました。厚労省は、免疫の低い中高生を対象に期限付きでワクチンの公費接種を進めるなど国としての対応がとられています。


 感染症には潜伏期間があり、帰国後しばらくたってから、具合が悪くなることがあります。したがって、知らず潜伏している期間中に周囲に伝染している可能性もあるのです。

患者が出ても、大勢がワクチン接種していれば拡大を防げことからワクチンの接種が呼び掛けられています。

 2蚊を介した感染症

蚊に刺された事により感染するマラリア、デング熱は特に熱帯、亜熱帯地域で広く流行しています。これらの感染症は、感染してから治療するよりも、蚊に刺されない対策が重要とされています。蚊が特に多く発生する夕方から夜間にかけて外出はひかえるのが得策です。

虫除け剤や蚊取り線香などを利用する。

長袖や長ズボンの着用などにより肌の露出を控える。

など蚊に刺されないよう服装を整えたり、薬品に頼ることも大事な対策となります。

3.鳥インフルエンザ

東南アジアから欧州、アフリカと発生地域が拡がっており、鳥からヒトへ感染する事例も増えています。2003年(平成15年)11月以降20085月現在までに15カ国383人(うち死亡者数241人)の患者が確認されています。
一般的に感染した鳥と濃厚に接触すると感染するため、次のことに注意すべきです。

鳥やアヒルを飼育している農場に近づかない

鳥の羽をむしるなどの処理をしているところに近づかない

生きた鳥が売られている市場に近づかない

弱った鳥や死んだ鳥を触らない

日常的に手洗い・うがいをする


このように対策はいろいろと取ることができます。

海外で感染症にかからないようにするためには、感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけることが必要です。

渡航先の最新の情報を集め、それの沿った対策を取り、感染症にかからないようにするという意識を強くもっておくのが一番です。

しかし国内にいながら、海外の感染症の危機にさらされる事はあります。

感染症とは、微生物 (びせいぶつ)が体内に侵入 し、そこで繁殖 したために起こる病気 総称 で、インフルエンザ 赤痢 (せきり)のように、人から人へと感染するものを伝染性感染症、膀胱炎(ぼうこうえん)破傷風 (はしょうふう)のように人から人へは感染しないものを非伝染性感染症と二種類あるのです。