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郵便保険の旅行へ行った時のことだ。
周りはジジイばかりで70歳前後。
旅館に泊まる時になって、ひとりのジジイが「帽子がない」と騒ぎだした。もちろん、自分はそんな汚い帽子なんて知らない。
荷物を全部開けて見せれば良かったのか?
朝になって目が覚めると、停止したDVDプレイヤーを囲んで5~6人のジジイ達がベランダのような場所に無言で集まっていた。
「おはようございます」と声をかけると、一匹のジジイが巫山戯た調子で「ざいま~す」などと言い、残りは無言だった。
理由は解らないが、私の悪口を言っていたのだろう。
他のババアが私の母に「よく一人でこれたわね」などと精薄児扱いしてたらしい。
私は偏差値67の高校を卒業しているのだが。
もう30年くらい前の話だから、あのジジイ共は殆ど死んでることだろう。

うちの妹は何か変だ。
いつもどこかがズレている。
幼稚園児の頃、姿が見えないと思ったら、近所のデパート売り場へ独りで言って、レジでおもちゃを「これちょうだい」とせがんでいた。
カミソリで自分の手のひらを切って、血で真っ赤にしていたこともある。
中高生になっても妹は、やっばり変で、風呂の脱衣場にオリモノでべっとり汚れたパンツをいつも脱ぎっぱなしにしていた。
そして、タンポンを箱ごと荷物の一番上に置いていた。
とっくにハタチを超えてさえ、箱からケーキを皿の上に載せることが出来ずに潰れていた。
妹から母に財布👛のプレゼントをしたことがある。
普通はルイヴィトンの財布とかだろうと思うのだが、百均で買ってきた小銭入れだった。
車の中でかけている音楽も平凡で、本当にピアノ🎹の先生なのか?と怪しく思う。
この前、サンドイッチを買ってきてくれと頼んだときも、値引きのシールが三度も貼ってある腐りかけの玉子サンドを買ってきて、他に食べる物もないから食べたが、案の定おなかを壊した。
更には「車に傷つけた」とブチ切れていた事件。
あんな爪先くらいの小さな傷で大騒ぎして、やっぱり妹は頭おかしい。
不幸になる。
ときどき、会話を否定形から入る人に出くわす。
疲れるので、そういう人とは距離を置いたほうがいい。
どんな会話であろうと否定形から入る人と話すとストレスが溜まる。
3~4人、頭に思いつく。
あるひとは、韓国人と結婚して、その韓国人が金遣いが荒くて離婚、知的障害の息子の面倒をみている65歳。
絵に描いたような不幸のどん底だ。
あるひとは不倫して、結婚もできないまま40歳になった女性。人生を棒に振っている。
あるひとは、子供を栄養失調で亡くし、トルコへ逃げて、まだ日本で結婚しているのにイラン人と不倫して子供が生まれた。
民事で元夫から慰謝料を請求されても、逃げ回って1円も支払っていない。人間失格だ。
自業自得というか、自ら不幸を招き寄せている。
いま現在、私の周りには一人もいないのだが「どんな話でも否定形からはいる人」をたまに見かけることがある。
そういう人と話すと気分が萎える。
梅雨の長雨のように鬱陶しい。
小説の話をして「ここが違う」「あそこが違う」とだけ言ってくる人がいた。良い所をひとつも誉めない。本人はそれが批評だと思っていたらしいが、それは貶してるだけに過ぎない。
だからといって、誉めるだけのイエスマンも本心が見えなくて不気味だ。
うちの家族は馬鹿ばかりで、「相手がお世辞を言ってると判っていても誉められるのが好き」という厄介な人種で、うちの父親はお世辞に乗せられて、おだてられて騙されて大損して、家も土地も失って一家離散した。
そういうことがあったから、私はお世辞を言ってくる奴を信用しない。
批判だけして良い点を誉めない奴も嫌いだが、お世辞を言ってくる詐欺師はもっと嫌いだ。
悪魔は笑顔で近づいてくる。


