少し前になりますが、6月8日・9日は台東区の鳥越祭でした。


 鳥越神社は現在の規模こそ大きくないものの、大変由緒ある神社で創立は651年。大化の改新の4年も前です!!
 神社近くの通りはお祭りの出店で埋め尽くされ超賑わっていましたびっくり








 東京のお祭りといえば、三社祭や神田明神が有名かもしれませんが、こちらのお神輿は都内随一の重量を誇り【千貫神輿】と言われています。そして、このお神輿を担ぐ地元っ子の心意気足るや、誇りに満ちて身体から湯気がたっているほど🔥
 子供たちは、赤ちゃんの頃からミニミニ助六ルックで英才教育を受け、お神輿を担ぐ父親を羨望の眼差しで見つめて、自分がいつか千貫神輿を担ぐ日を夢見るんですねー日本の由緒正しい伝統文化がここにあります目がハート


 それぞれの自治体が、子供神輿を用意してあげているのも、憧憬への表れです。

 そんな鳥越祭のクライマックスは高張提灯が灯る時。




 高さ5メートルほどの高張提灯が数百も並ぶ幽玄の中をお神輿が通り、宮入道中として御霊が神社にお帰りになります⛩️


 今年もタイムトリップしたような幻想のひと時が終わりました…

 鳥越祭りの真骨頂は、伝統をでき得る限り伝え切って次世代に繋ぐという地元民の心情だと思います。その為、鳥越祭りは現代の電力を使わず、お提灯の灯りは何千年の文化を継承して、今でも日本の和ろうそくを使っています。その心根が尊く、ここに書き添えておきます🙇