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アラレ学習録

2010年頃に英検一級とTOEIC満点取得の主婦が、英語学習録・読書録・家族のこと・その他の分野の学習録を書きます。まず、中学に入学して英語学習を始める皆さんを意識して大事にしたいことなどを。また、これから英語学習や英会話を始める方の参考になればとも思います。

Ⅰ英文法は英作文をして身に付けよう―ノートの作り方-

英文法は法則を理解しただけでは身についたとは言えません。例えば、「主語が三人称単数の時には動詞にSがつく」という法則を言えるだけではなく、三人称単数が主語の文章を作るときに、無意識に動詞にSをつけられて初めて身についたと言えます。

そのように文法を身につけるには、一つの文法を学習したら、その文法を含む例文を見つける、もしくは最悪の場合は自分で英作文をして、ノートに線を引いて半分に区切って、左側に日本語訳、右側に解答の英語訳を書いて、英訳する練習をやりこむことをお勧めします。例えば、先ほどと同じく、「主語が三人称単数の時には動詞にSがつく」と学習したら右側には「She eats an egg every morning.」、左側には「彼女は毎朝、卵を食べる」と書きます。この際、対比として、「I eat an egg every morning.」の例文と日本語訳も書き込んで英訳の練習をするようにすると、効果的です。

ノートは、身について不要になったものを取り去り、必要になったものを付け加えられるルーズリーフがお薦めです。私は電車に乗って中高に通学していたのですが、急行なら20分のところを、帰りは45分かかる各駅停車に乗って、ルーズリーフを見て練習を繰り返しました。一つの文法だけが絡む英語訳なら、割とすんなりとできるようになるのですが、2つ、3つの文法事項が絡んでいると、正答できるようになるまで、自分でも自分にあきれるほど何度もやり直しが必要でした。

因みに、私は定期試験対策に、教科書の新出表現も、同様の方法で学習し暗記しました。その際、新出表現のみをノートに書きこむのではなく、その表現を含む一文を丸ごとノートに書き込みました。その方が、その表現がどのように使われるのかも頭に入りますし、記憶の定着率もいいようです。私はこの学習方法のおかげで、定期試験前には、教科書を2、3回、音読するだけで済みました。

 

Ⅱ英作文は英借文 -和英辞典は極力使わない―

 名前は忘れてしまいましたが、英語学習の有名な先生の言葉に「英作文は英借文である」というのがあります。どういうことかというと、ネイティブスピーカーではない英語学習者が正しい英文を作文するには、結局のところ、ネイティブスピーカーが作ったきれいな英作文を借りてきて、それらを組み合わせて作文するしかないということです。

日本語で考えて頂くとよくわかると思うのですが、私たちの話す日本語でも、別に文法的にはおかしくないけれど、なんだか不自然でおかしい表現というのがありますよね。例えば

「彼には頭が上がらない」とは言いますが、「彼には頭が上がる」とは言いませんよね。だから、自分の知っている英語の語彙に、単純に文法を当てはめて自分で英文を作るのは危険なのです。このような間違えは和英辞典に頼りがちな人に多いように感じます。

ではどうすればいいかというと、自分が何かの本やテキストなどで見かけたことがある語彙を、見かけた際に使われていたように使うということです。ただ、そうは言っても、やはり、「これを英語で言いたいが語彙を知らない」ということがあります。そういう場合は、やむを得ず、和英辞典で語彙を調べます。その時にひと工夫で、和英辞典で見つけた語彙を英和辞典でも調べて、本当に自分が意図する意味で用いられる言葉かチェックするのです。基礎編⑤ボキャブラリー増強で後述もしますが、英和辞典は、和英辞典よりも一つ一つの語彙について例文や解説が、格段に多いです。これを活かさない手はありません。それでも、基本的には「英作文は自分が既に知っている言葉を使う」というのを心掛けてください。