冷えが深刻な時期、
何分も風呂に入っていられなかった。
だいたい、
裸で浴室にいること自体が
寒いのだけれど
身体をお湯で流すとき
お湯の熱さと身体の冷えのギャップで
より身体の冷えを感じてつらかった。
湯に浸かると、皮膚表面が熱く感じるばかりで
身体の芯が冷えきっているのがわかる。
ひどいときは湯船に浸かりながら震えている感じ。
まるで風邪を引いたときに発熱して
悪寒がしているのに似ている。
だから、体の内部が暖まるまでじっとして
お湯に浸かっていることは
苦痛!以外の何物でもなかった。
それでも
頑張ってこらえているうちに
芯が温まってくるような気がする。
するとからだの力が少しずつ
抜けていくのを感じて
今まで力んでいたことを知る。
そのとき、顔が上気して
のぼせているのでリラックスはきない。
まるで顔が茹蛸の様に真っ赤。
酔っ払いの様でもある。
だから、温まってきたと感じたら
我慢しきれずに湯船から上半身を出してみる。
とたんに湯船から出ている身体を通して
寒さが侵入してくる。
そこでタオルをお湯で浸して
上半身に掛けると温かくなってホッとできる。
しかし、それもつかの間、
すぐにタオルが冷えてくるので
何度も何度もタオルを湯につけて
身体に掛けるの繰り返し。
こんな入浴は、
仕事と考えてみても面倒だった。
