キロロスキーリゾート、朝里第2Bコース。
圧雪の入らない、吹雪いて見通しの全く効かないコンディションでのアクシデント。

2か所の段差をクリアーして再びショートで数ターン、
突然,ビンディングが解放されないままに左のスキーが外れていました。

右スキーがフォールラインを向いてやや落下したのち、「止まらなければ」との思いが
頭の中を過ぎったその時、身体が宙に!!
そして背中全体が斜面に叩きつけられ、その反動で後頭部を打ち付けていました。

幸い頭は山側に落ち、それほどの強い衝撃ではなかったと判断。
脳しんとうをおこしたものの意識もはっきりしている。他に怪我もなさそうだ。

安堵の気持ちと後悔の念が入り混じった複雑な感覚。
「ついていない!」


mtchiroのブログ-キロロ ダイナミックコース
  kirroro 朝里第2エキスプレス



我に変えってふと斜面を見上げると、1メートルはあるでしょうか?
段差ができている斜面を片足でジャンプしてしまったようです。

時間の経過とともにますますネガチブな感情に、頭から足の先までが支配されていく、
そんな不快感に襲われました。

「今日1日を無駄にしてしまった!」
「後遺症が・・・!明日か明後日かな?時間の問題だな、しまったぁ~」


しかし、
「いや、むしろついているんじゃなか?

もし板が外れないままに突っこんでいたら、大きな怪我に・・・!」
「スキーが外れたのは偶然ではない、必然だった!」
「急斜面だから頭を強く打たないで済んだ」という逆の思いが
今までの考えにとって代わっています。


すると不思議です。
体中を支配していた重苦しい、いやーな感覚がスーッと抜けていき、
それと同時に頭痛や首周辺の痛みが気になりません。

「解放された!肉体的にも精神的にも」
今度は加速度的にポジティブになっていく自分がいます。
「今日は、素晴らしい日だ!」


「我々には、経験をどのようにも解釈できる自由が与えられている」
「そこにどんな意味を読みとるかは自分次第だ」ということを
教えてもらった日、そのように思います。