3/16日に中医臨床学術協会公認セミナーが開催されました。

 

今回の講義は、4月から始まる本講義の前の予備講義となります。

 

中医学の基礎となる「八網弁証」の座学と「中国鍼の刺鍼方」実技を行いました。

 

中国鍼は刺すとズーンと独特な響き(得気)が起こります。中医鍼灸では、これがあるかないかで治療効果に大きな違いが出てくると考えられています。

 

鍼を刺す方向や手技のやり方により、そのズーンといった得気が経絡にそって上に流れたり、下に流れたりと不思議な体験をしました。

 

また、弁証治療として「心脾両虚証」の治療を学びました。

『心脾両虚証』とは、思慮過度(思い悩みすぎ)で心血不足なってしまう「心血虚証」と労力過度や消化器系の慢性病が長引くことで起こる「脾気虚証」が合わさった証です。

 

漢方による治療は『帰脾湯』を処方します。

鍼灸による治療はこの漢方と同効の効果がある『帰脾方』という処方があります。

 

使うツボは

●手少陰心経 『神門』

●足太陰脾経『三陰交』

 

治療のポイントは、ただツボに鍼を刺せばいいというものではなく、きちんと弁証論治して、「心血虚」の要素が強ければ、「神門」を、「脾気虚」の要素が強ければ「三陰交」を多めに刺激をするということです。

 

改めて、弁証の重要性を再確認しました。

 

 

4月のセミナーは

気血津液弁証の重点

肺経主治と肺病弁証(漢方薬含む)

 

日時:4月20日(金)18:00~20:00
場所:ナチュラルオリエント目白院