どうも。赤い人です。
自称赤い人の割に,WEBの性格診断(外部リンク)では青色という結果が出ました。
偽りの赤なのかもしれません。
地味に今年入ってから3回目の執筆です。
そんなことはさておき,11/8はポップスコンサートに向けたG.P.(リハーサル)が行われました。
施設の人数制限を守りつつも,GPということも有り練習は大賑わい。
かく言う私は打楽器奏者なので,曲毎にステージ上を行ったり来たりします。
このため,他の管楽器奏者であれば座席から見える光景は曲によらずほぼ変わらないはずですが,私を始めとした打楽器奏者の場合
こんな風景(ホール・ニュー・ワールド)だったり,
こんな風景(ニュー・シネマ・パラダイス)だったり,
こんな風景(ベニー・グッドマン・メドレー)が見えたりします。
当然,場所によって音の聞こえ方も変わってきます。
直管の前にいるか否か,音が飛びにくい楽器の近くにいるか・・・など。
さらに言えば,今日の練習会場は先週よりも高さ・奥行きともに非常に大きな場所であり,音の広がりも違って聞こえてきます。
指揮者曰く,(通しの際は)「前に飛んでこない!」とのことでしたので,”空間”も意識した音作りを本番に向けて頑張らないといけませんね。
指揮の津守先生の服装は緑色だったので,私の補色関係にある・・・のかもしれません。
さて,ポップスコンサートでは恒例となっている団員司会のコーナー。
今日のリハーサルでは,力作?の原稿の読みあわせがありました。
通してみて分かった問題点も有りましたが,団員は総じてウケてたので良かった?のではないでしょうか。
例年,GPは本番一週間前等,直前の直前に行われることが多いですが,今年は会場の関係もあり3週間前に実施しています。
リハで分かった問題点を修正する時間があるという意味では,これぐらいの工程感の方が良いかもしれませんね。
団員の皆様は,是非練習の録音を振り返って演奏会に臨みましょう!
ということで,演奏会の告知です。
11/29,船堀での吹奏楽コンサートです。
まだまだ気が引けない社会情勢ですが,皆様ぜひお誘い合わせの上お越しください!
笑いあり涙あり(??)の演奏会をお送りします!(完全予約制)
※今回の演奏会はWEB申し込み制となっています。
お手数ですがこちらより登録をお願いします。
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おまけ1
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多分何を言っているのか分からないと思いますがポップスコンサートに向けて,コロナ渦の鬱憤を晴らすかのように,ドラムセットがこれまでと比べ大分バリエーション豊かなセッティングになっています。
ということで打楽器メンバーですらあまり興味を持ってくれていないのでこの場を借りてシンバルの紹介をしてみようと思います!
※1 某社の回し者では無いです。
※2 先週のこんにゃく家さんに引き継がれたときに「今ブログ書いたらシンバルの紹介文しか書きませんよ!」と言いつつ引き継がれてしまったので,やむをえない部分もあります。
・・・書き始めて本当に文章が長くなってしまったので,解説は小文字でこっそり記します・・・
向かって左から。ハイハットはZildjian K Hihats (Canada) 14"。
話すととてつもなく長くなるので解説は別サイトにお任せするとして,Zildjian社がカナダでKシリーズを作っていた1979~1981年の楽器となります。(ロゴ的にはその中でも後期と類推されます)
通称"Canada K"と呼ばれるシンバルで,これ以前のIstanbul時代及びこれ以後のUSA時代のK-Zildjianとは一線を画すややブライトな音色が特徴的です。
特にハーフオープンのときのピッチ感がオシャレだと思いますので,是非耳を傾けてみてください。
左から2番目。Zildjian K Custom Hybrid Crash 18"。
世界に誇る日本人ドラマー・神保彰による謎アイデアで生まれたHybridシリーズの,フツーのサイズのCrashシンバル。
一見,かなり薄めのクラッシュなのでピッチが低めになるかと思いきや,Hybridシリーズ特有の加工の影響か,比較的明るい音が鳴る印象です。
少なくとも吹奏楽のドラムを叩く上ではどんな場面で叩いても違和感が少ない,使い勝手の良い優等生的な音色を奏でます。
ドラムセットの中央に配置されているのは,Zildjian K Cluster Crash 16"と,Paiste 2002 Splash 10"。
ライドシンバル・ハイハットシンバルどちらでビートを奏でていても叩きやすい位置なので,ピッチが少し高めのクラッシュが良いかと思い悩んで選んだ結果がコレです。
非常に薄いシンバルで,思いの外ハイの音が出てこないのが悩みどころですが,その特殊なハンマリングから放たれるトラッシーな音色が唯一無二の存在感を示しています。
スプラッシュは,ブリリアントな見た目とは裏腹に意外とマイルドな音がするので,個人的に好みです。
右側,ライドシンバルはZildjian K Ride 20"。
およそ2001年頃の,シンバルの裏側にも”K”の文字がプリントされていたころの個体。
ポップスメインでジャズ系の曲も演る,となったので,演奏会に丁度いいバランスのシンバルを見つけてきた経緯があります。
メジャーなシンバルなので,音のキャラとしては薄めですが,大音量のアンサンブルもジャズ系のレガートも,幅広く使えます。
ちなみに,現行品は川口千里がセットに組み込んでいます。
右上に位置するチャイナシンバル,Zildjian K Custom Hybrid China 17"。
先に紹介した神保彰シリーズのシンバルの一つ。
いわゆるチャイナっぽいアタッキーな音ではありつつも,若干マイルドな傾向もありクラッシュシンバルと同列に使うこともできます。
リハ中,このチャイナシンバルの右奥にクラリネット奏者が座っており,その後ろで爆音で連打をしてしまいました。すみません。今度耳栓おごります。
一番右に配置しているクラッシュシンバル,Zildjian K Custom Fast Crash 18"。
私が(たぶん)東ブラに入る前から付き合っているシンバルの一つです。
Dennis Chambersのアイデアで生まれたFast Crashシリーズは,極薄+ブリリアント加工から放たれる明るく減衰の早い音が特徴的。
残念ながらエッジが一部欠けたり歪んでいたりするものの,逆に音が(気持ち)トラッシーなっており,使いやすい音になっています。
…長々と紹介しましたが,是非,演奏会の中では,このような各奏者のコダワリにも興味を持ってもらえれば幸いです。
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おまけ2
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今回の演奏会は2部構成で,このうち1部のメイン曲は”ベニー・グッドマン・メドレー”です。
メイン曲なのに知名度は他の曲と比べ低いのでフライヤーに載せられていませんが…
ベニー・グッドマンと言えば代表曲"Sing Sing Sing"ばかりがフューチャーされてしまいますが,それ以外にも名曲が揃っています。
吹奏楽版の譜面でも岩井直溥のセンス溢れる編曲から,各アンサンブル・ソロが映える構成となっていますが,氏がSwingの世界で最も輝いていたとも言える1930年代の録音から,その後の世代のプレイヤーに寄る録音まで聴き比べると,Jazzサウンドの歴史の変遷を知れて結構面白かったりします。
今回の演奏会はどちらかというと現代寄りの編曲・演奏となりますが,こういう世界もあるのかと知っておくとタメになる・・・かもしれません。
Don't Be That Way
1938年のカーネギーホールでの演奏録音。この曲に関しては殆ど当時のテイストのまま,吹奏楽版でも編曲されていることがよくわかります。
Stompin' at the Savoy
編曲版だと16小節しかない為存在を忘れられがち(SAXソロあるよ!)ですが,1930年代の録音ではドラムはほぼ目立たず,ベースとギターのカッティングがリズム的には前に出てきていることがよく分かります。
一応,ベニー・グッドマンの楽団にはジーン・クルーパというい超有名ドラマーがいましたが,ここぞという時以外は5歩ぐらい引いた位置から演奏を支えるようなプレーで,現代のビックバンドにおけるドラマーの役割との立場の違いを感じさせられます。
ある意味,歌モノの伴奏,とでも言えるかも知れません。
Flying Home
ベニー・グッドマン含む6重奏による演奏。ドラムは控えめながらも,いわゆるチッキチーチッキチーという現代でも聞き慣れたパターンで刻まれます。Vibraphoneのライオネル・ハンプトンの演奏も光ります。
編成が大きく異なるので,吹奏楽版の内容とは殆ど似て非なるものに聞こえます。
Bugle Call Rag
一気に時代が変わり1980年代の演奏。ベニー・グッドマンのものではなく,伝説的ドラマー,バディ・リッチらによる演奏。
ドラマーがドラマーなだけという説もありますが,上記で紹介した時代よりもドラマーのバンドに占める役割が大きくなり,正直参考にしたら演奏が崩壊してしまいそうなほどハイテンションでブーストの効いたドラミングが特徴的です。
ちなみに,バディ・リッチ追悼コンサートでデイヴ・ウェックルも演奏しているようです。
ということで何曲か原曲(ともいえる曲)を紹介してきましたが,吹奏楽版も(ビックバンドにはない音色・構成で)とても面白い編曲になっています!
聴き比べてみると尚のこと面白いということで,ここらで〆させていただきます。
来週のブロガーにも,楽器マニアを選んでおいたのでおまけパートが長くなってしまうかも知れません。
それでは,ごうご期待!



























