今回は外部公演にはあまりない特徴であるショー作品について、私が思うその魅力と重要性を話していきたいと思います。あくまで主観ですが。


まずはじめに挙げられるのはバリエーション豊かな場面を短時間に様々堪能できるという点です。ショー作品はあるテーマに沿って構成されていますが、シーンごとに毛色やシチュエーションが異なり新鮮な気持ちで次々と楽しむことができます。


次にお芝居作品とのバランスです。悲劇喜劇様々ありますが、単体だと作品の余韻を長く味わえる一方でその作品の感情に過度に引っ張られてしまいます。特に悲劇作品は顕著です。そうした心をリフレッシュできる意味でもショー作品の重要性は高いと思っています。


そして、気楽に楽しめる点。流れに沿って様々考えながら観るお芝居作に比べてシーンの楽しさ、楽曲の好み、衣装の好み、ダンスの美しさと好きな部分を探して個人個人の楽しみにフォーカスすることができます。


近年の作品はショーでも台本があることが増えてきました。これ自体は新たな試みとして面白いとは思うのですが、気軽に楽しめるショー作品のヒット曲メドレー感、その価値の大きさを改めて魅力と捉えて欲しいと思います。


ショーがない作品は、やっぱり寂しく思ってしまうんですよね。一本物のフィナーレも作中の楽曲がアレンジされていてそれはそれで好きなのですが。


皆さんが思うショーの魅力はなんですか?

      


                                                             amembo