週末土曜日は子ども食堂だった。今期限定で名ばかりの実行委員長を務めさせてもらっているけど、毎回なんだか平和な感じ。
子どもたちも楽しそうだし。
平和といえば。
昨日、夜のニュース番組で、先日亡くなった中村医師の特集が組まれていた。
恥ずかしながら、アフガニスタンでこのような活動をしている日本人医師がいたってことは、襲撃されたニュースをみて知ったんだけど、昨日のニュースの中でジャーナリストの木村太郎さんがぼそっと
「平和を求める人は、平和を求めない人に襲われる」
というようなことを言ってたんです。
当たり前っぽい言葉で「平和を求めないヤツなんかいるのかよ!」って思いがちだけど、やっぱりそれは一定数いて、しかも似たような状態なのは身近にもあるんじゃないかなって思うのです。
よい状態を願ったり理想とするのに、自らそれをしない選択をする
今の状態が悪い。しかもそれを認識して理解しているのに、なぜかそれを変えることが怖い。そして身動き取れずにまた同じことを繰り返して苦しんでしまう。
慣れって怖いもので、それがいくら自分の理想とかけ離れていても、変化させる勇気よりはマシになっちゃうんですね。
変わるのが怖いのか。変えるのが辛いのかわからないけど・・どっちもか。
願わない人もいる中で砂漠同然の土地で60万人分もの食糧を確保できる農地を作り上げたのは、神さまと思われるけど、やっぱりそれも気に入らない人間は必ずいるってことがなんだか切なく感じてしまった。
世界が平和であって欲しい。武力でなんか平和は訪れないというのは綺麗事かもしれないけど、土曜日の子供たちは平和だったしそこに武力なんか存在しなかった。
今日もどこかで人と人とが争いあって命を奪いあっているんだろうけど、そこまで手を伸ばせないから、せめて目の前の人だけでも大切にしようと思う。