、当時の彼は22歳。あれから11年が経つから今となっては人生の半分を越えていることになります。
彼と過ごしていると、日本の当たり前が当たり前じゃないってことに気づかされました。
今もたまにこんなやりとりしてバカ笑いするんだけど、(仕事なくて家にいるってちょっと心配、、、)「明日生きること」を考えている彼と「明日は当たり前にくる」と考えていた僕には生き方に大きな差があったように思います。
彼は鳩をみて「美味しそう」って言ってたし笑
そう思うと、日本ってなんて平和なんだろうかと思うのです。「明日生きることができるか?」なんて考えなくてもなんとなく生きていられる環境(もちろん、病気や高齢でそれを考えている人もいると思います)だし、インフラも整ってるし。
福井にいると特にそれを感じてしまう。
「明日をどうやって生きたらいいか」という人になかなか出会わないからね。
彼が日本を離れる前、みんなでお金を出し合ってiPodをプレゼントしました。
プレゼントに泣いて喜んでくれた彼。彼と何度ハグしたかな。懐かしなぁ。別れる時にあれだけ泣いたのは、友達では彼しかいません。
僕は本当に彼にたくさんのことを学びました。
日本ではよく「感謝しなさい」と言われます。
でも、感謝するっていうのは行為であって手法でもある。
その前に
“当たり前じゃなくなった時のことを、思いっきり臨場感を持って想像する”
ってことをすると、自然と感謝できるんですよね。災害なんかで家や命を失ったり、事故なんかで何かを失ったことがあると自然と感謝すると思うんです。それと一緒。
「ない」を体験(想像)する(知っている)と、自然と感謝できる。そんなことをあの時彼に学んだ気がします。
人間の生死が見え隠れする娑婆を生きてきた彼の言葉は、妙に説得力と重みがありました。
“人間味”
生死としっかり向き合っていたり、「稼ぐこと」ではなく「生きること」を考えてる人間と接すると僕は温度を感じます。
赤ちゃんや子供たちをを抱きしめると温度を感じたり、愛してる人とか失いたくない友人なんかと触れ合うと温度を感じます。
それは彼が教えてくれた。
平和な日本で生きていた僕に、水を差して温度をくれた彼を思い出して今日、生きていることに感謝をしてみたのです。
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