持続エクスポージャー法(PE)とは

 

平成28年頃から健康保険の対象になったものの、未だ保険診療で受けられる医療機関は少ないとのことでした。

 

治療の流れは

  • 毎週決まった時間に通院して90分のセッションを受ける。
  • 心理検査を頻回受けて、治療の効果判定をしながらすすめる。
  • 最大15回のセッションで、段階的にエクスポージャーを行う。

エクスポージャーというのは、日本語で曝露のことです。(暴く、の暴露ではなく、さらすの意味)

過去に起こった出来事や、それによって現在避けていること(不安にならないように、フラッシュバックしないように〇〇に行かないetc)に段階的に曝露していき馴化(慣れること)を目標とします。

 

 

 

不安なこと

  • お金の不安
  • ワークブックの事例と自分の事例の差は、どう対応すればいいのか不安
  • 想像の中の曝露でパニックになるかも
  • 現実の曝露はもっと辛そう…どんな事するのだろう笑い泣き

などなど。。。

実際に治療を受けるまではまだ期間があるので、それまでのカウンセリングで質問等してなるべく不安をなくしていければと思っています。

 

これまでに読んだ本

 

 

 

 

こちらの本は地域の図書館で借りて読みました。

虐待による発達障害様の症状があること、その治療法など詳しく知ることができます。

 

 

発達障害じゃなかった

かくいう私も、発達障害だと思っていた症状は虐待による発達障害様症なのかもと思いなおすきっかけになりましたし、心理士さんとのお話の中ではおそらくそうだろう、というご意見をいただきました。

詳しくは検査してみないとわかりません指差しが…

「たぶん自分は発達障害だ真顔

と思って生活上の注意は自分なりに調べて徹底してきていたので、有難いことに仕事上の大きな失敗はなく過ごせていましたし、日常生活でも「私、こういうとこあるから」「こういうとこ抜けがちだから」と気をつけたり諦めたり、何となくうまいことやれていたので…ニコニコあせる

今更発達障害なのかどうかは調べる必要ないかな、という結論に至りました。

 

兄弟に伝えたい

私は現在、家族とも疎遠にしてしまっています。

というのも…過去の出来事を思い出してしまうから。回避の一つとして疎遠にすることで自分の心を守ってしまっているのだと思います不安疎遠にしていることに対しては罪悪感が強く、”疎遠”自体私が回避したい状態となっています。

ただ、幼いころ一緒にあの家庭で育った兄弟にはこの治療のことを伝えたいですし、現在も続いているらしい(母から聞きました)発達障害様症状や鬱状態からも、早く抜け出してほしいと願っています。

きっと兄弟もPTSDに苦しんでいると思うのです。

PTSDの体験者として思うのですが、回避したりフラッシュバックに苦しみながらも綱渡りのようにバランスをとってスレスレで毎日を生きている感覚なので…兄弟にとっても回避したい存在であろう私が連絡することによって、バランスを崩してしまう事がとても心配です。

実際、現状では気軽に連絡を取ることは不可能なので。。。伝えるには手紙等になってしまいますが、近々手紙を書いてみようかなと思っています。

 

こちらもおすすめ、兄弟にはまずこちらを読んでみてもらいたいかな、と思っています。

 

『持続エクスポージャー法のワークブック』に書いてあったのですが。。。

「自分らしい生活を取り戻すために、まず一歩を踏み出しましょう」

自分らしい生活、それが未知すぎて不安ですが、これから頑張りたいと思います。