GR-Digital

昼の街灯、ひっそりと。
気づかれもせず、粛々と。

光り輝ける闇夜にも。
ただ夜道を照らす。
自身を照らさず、ただ夜道を照らす。

街灯は、ただそこに。


SWH15/4.5


カーブミラーに映った景色が、そのものごとの全てであるような錯覚。

「見えている部分は、ほんの一部分なんだ」

だけど頑なに、その先をのぞこうとしてる。
右へ行ったり左へ行ったり。近づいたり離れてみたり。
どこまで行っても左右逆転。膨らんだ鏡。
たくさん見えるよう、湾曲したカーブミラーの中。


見るべき方向を変えないと。
今、見ているものは湾曲したミラーの中の景色だ。

SWH15/4.5

はれない霧が自分の中にある。
頭ではわかる、わかろうとしている。

いや、本当にそうか?