漫画名:アイシールド21
作者:稲垣理一郎作・村田雄介画
巻数:1~37 (完)
読んだ期間:8/18~8/24
まとめ:
最近「ワンパンマン」の絵を描いてることでも有名な村田雄介の出世作
アメリカンフットボールというマイナー漫画を主題とした週刊少年ジャンプのスポーツ漫画
これは中学の頃にはまってアメフトのボールを買ったりまでしてた
アメフトなんて全然知らないのにこの漫画を読んだだけでルールまで分かったような気になるのがすごい
ルールという舞台が用意されてる他のスポーツ漫画だと、「ここでこんなルールの穴をついた奇策に出るよ!」とかいうエンターテイメントを形成できる
ルールの説明からやりながら我田引水感を出さないのはすごい
村田さんは画力がすごいと話題だが、やはりすごい
お気に入りなのは巨深ポセイドン戦のハイウェーブの描写
書き込み量といいその正確さといいあの水の描写はとんでもないと思う
デフォルメ絵もうまく、真の意味で絵のうまいといった印象
話の中で印象に残っているのは、飛行場でのデスマーチ決意のシーン
実はあそこはページ数が少ない
デスマーチの存在を知ってから数ページで決意のシーンに移行する
しかし、各々の決意に嘘くささは少しもない
セナの決意のシーンが自分は最高峰に好き
日本に戻ると起こるであろう華々しい生活と、それの対比として描かれる初めての後悔のシーン
あの動と静の書き分けは心をうたれる
アイシールド21を読んだほとんどの人が言うセリフ
「世界戦は蛇足」
まあほんとのことだからしょうがないよね
ドイツ代表のことをあれだけ伏線で貼っておきながらあの扱い笑
中坊という黒歴史笑
いろんな言われようですが、自分は違う意見です
帝黒編からすでに蛇足だろ!!
今更突然ぽっと出の「本当のアイシールド21」
さすがにおかしな絵の「走り幅跳び日本記録保持者」
あれは擁護できないわ笑
最高だったのは神龍寺戦
終了時間間際なのに7点差
↓
インモーションでモン太へのロングパス奇襲
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阿含に読まれて潰されて試合終了
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198th down「奇跡はその手の中に」
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観客を煽るヒル魔をインモーションで無視させる
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セナがヒル魔にトス
↓
「0.1秒縮めんのに 一年かかったぜ」
この流れがとにかく熱い
もう神龍寺戦で終わりでいいくらいのレベル
あと個人的にもっとやれたかなってのは、セナのアイシールドを外すまでの描写
あれだけ溜めたんだから、もっと悩んだり、もっと劇的なドラマを別でもたせても良かったのに
あとはマルコ
世界戦での我王のあの最高にかっこいいセリフを言わせるんだったらもっともっとマルコを掘り下げたほうが良かったと思う
晩年を汚してはいるものの、この漫画はえらく気に入ってます
現時点での評価:88点