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tbslの漫画覚え書き

漫画を読むのはいいけどどこまで読んだか忘れる、新刊が出たときに設定を忘れてる、そんなことをなくすために備忘録的に漫画の感想を書く

漫画名:テニスの王子様
作者:許斐剛
巻数:1~42巻
読んだ期間:12/2~12/5
まとめ:
週刊少年ジャンプで連載されていたご存じテニス漫画
おおよそテニスとは呼べないレベルの技が多く出てくる

この漫画のすごいところはやっぱり圧倒的テンポの良さだと思う
同じくトンデモ系スポーツ漫画である黒子のバスケと比較してみる
初め黒子のバスケを読み始めるにあたり、「テニスの王子様のようなスポーツ漫画で、しかもストーリーまでしっかりしてる」とならば絶対に面白いと思った。
しかし現実では、「ストーリーが邪魔してテンポが悪くなっている」という結論に至った。

テニスの王子様は特に主題はない
最後にとってつけたように「テニスを楽しむ気持ち」という締めが入ったが、むしろそれは能力開花の一つの足がかりに過ぎない
ただただテニスをするためにテニスをしているだけと言える
しかしそれがテンポの良さにつながった

終盤の越前の記憶喪失のくだりってなんだったんだろう
あそこについて鑑みると、明らかに蛇足のように見える
おそらく作者は倒してきた敵の力も借りて最後の幸村を倒すという構図にしたかったんだろうがいかんせん早足だった気がする
つまりそれ以外のところでは、テンポよく見える中にもしっかりと布石を打ったりしてるってことなのかも

あと画力について
たまに変な表情だったり妙な頭身だったりするけど、見せ方や大胆な効果線なんか非常にすっきりと頭に入ってくる
波動球や風林火山なんてなかなか描けないと思う

テンポのためにストーリーや伏線を犠牲にするという描き方であそこまで魅力的に描けるのはすごいとおもう
作者はあんなにナルシストだけど、そうでなくては描けない漫画だったのかもしれない



現時点での評価:81点