今日の1冊。


「チェイス~国税査察官」。


同名のNHK土曜ドラマのノベライズ本になります。

内容的には、国税庁に勤める査察官と「カリブの手品師」と呼ばれる天才脱税コンサルタントの攻防を描いています。

金額もはじめは20億の脱税から始まり、40億、はては6000億もの脱税を企てるというストーリーが進むにつれて金額も大きくなり、スキーム(脱税計画)もどんどん複雑化していきます。


知恵と知恵の交錯、随所で広げられる頭脳戦、そして、カリブの手品師の本当の目的とは一体…?

そんな息詰まるような“チェイス”をまさに文字で楽しめる1冊です。


ただ個人的には、「爬虫類」の「爬」の字が平仮名表記だったのはちょっと納得行きませんがね(笑)。

チェイス 国税査察官/坂本 裕二
¥1,365
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今日の1冊。

「ボトルネック」。


この話は、2年前に恋人を亡くしたリョウが主人公。

自殺の名所である東尋坊(実際にあるそうです)で亡くなった恋人を弔うために訪れるが、
その崖でそのまま転落してしまう。

しかし、彼を迎え入れたのは死ではなく、もうひとつの世界。
そこには、生まれなかったはずの自分の姉がいた――。



なんというか、自分の存在意義とか思春期のときはよく考えたりしませんか?

まさに、この本の主人公はこれを考えます。

そのありがちな思いを抱え、恋人の死の真相を追いかけてゆくのですが…。


ちょっと僕には難しかったかな(笑)。

一応、ミステリーというお触れではあるんだけど、なんか消化不良というか。

でも、本って1回読んだだけではわからない部分とかもあったりしますよね?

きっと、何度か読めば僕にも内容が理解できてくるんじゃないかとおもっています。
ボトルネック (新潮文庫)/米澤 穂信
¥500
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本日紹介する一冊はこれ。


「葉桜の季節に君を想うということ」。


僕が買った帯には「2004年版このミステリーがすごい! 1位」「2004本格ミステリベスト10 1位」「第57回日本推理作家協会賞受賞」「第4回本格ミステリ大賞受賞」といううたい文句が付いていました。


それが気になり、会社の先輩の勧めもあって読んでみることに…。


いや、帯に嘘、偽りはなかった!


これはすごいミステリーです。


内容としては、「何でもやってやろう屋」を自称する主人公が、悪徳商法をしている会社の調査を依頼される、という内容。

そして、そんな調査を始めるときに、自殺しようとしている女性を助けるという運命的な出会いをして――。


いや、読んでみたのだけどこれは本当にすごい本だった。

でも、読み終わってみるとすごく爽快で…。

ちなみに裏帯にはあまり詳しくストーリーを紹介できない本だと書かれているが、まさにその通り。


本ならではの面白さが味わえる1冊です。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)/歌野 晶午
¥700
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