巣引き
巣引きとは飼育環境下での繁殖のことです。
セキセイインコやコザクラインコは
パートナーに愛情深く接するため、
相性さえ合えば比較的容易である。
相性の合わない相手には執拗に
攻撃を加える場合もあるので、
成鳥からペアにする場合は特に
充分な注意が必要である。
巣引きの籠
小型インコに比べ
中型インコ、大型インコの繁殖は
難しく、無精卵が多い。
栄養のバランス、日照条件
飼育環境が大きく左右するようで
その中でも、個人的に
籠の大きさは重要と思っている。
巣引き籠の中で
十分に飛び回れるだけの
広さを確保したいものだ。
また、室内飼育や
日陰になるような環境の場合、
UVBライトの照射等を
やっています。
UV
なお、抱卵、子育ては
非常にデリケートな行為のため
籠の清掃や飼育籠の移動は
最低限にしなければいけない。
巣箱
巣箱は一般的に販売されている
木製の箱形のもので対応できる。
中型インコ用の巣箱は板の厚みが必要で、
我が家では「阿呆の鳥飼い工房」の
ヨウム用の大型巣箱を使っています。
安定感抜群でインコたちもとても
気に入っているように感じます。
食事
我が家のインコたちは
普段ペレットを与えているので
栄養のバランスは
そんなに気にしていないが、
(シードも食べるように訓練し、
おやつとして少し与えている)
繁殖時期のビタミンや
カルシューム不足を補う
副菜やサプリメントも
必要だと思っている。
我が家で使用しているのは、
パピエシーネクトンS、ネクトンE、
ネクトンBコンプレックス
位だろうか。
その他、
野菜や果物、エンドや牡蠣殻、
子育て中のペアの親鳥には
ウイットモーレンのエッグフード
等も与えています。
その他、注意点
産卵はまだかな?
卵は何個生んだかな?
そろそろ孵化したかな?
とか、気になる気持ちはわかりますが、
むやみに巣箱をのぞいてしまうと、
中には、抱卵を中止したり
子育てを失敗する場合もあるので、
気を付けた方が良いですね。
連続の繁殖の後や
冬場などの巣引きをさせたくない場合には、
巣箱など発情の要因になるものは
設置しない方が良いとされる。
繁殖は特にお母さんインコの
負担となるため、連続した産卵は
寿命を縮める事にもつながります。
健康な親鳥から
健康な子供たちが生まれますので、
過度な繁殖は避け、
冬場は休ませながら
巣引きを行っています。