革命又はクーデター希望、次は世界政府 -3ページ目

心に誓っといて良かった、「麻薬は絶対やらない」

覚せい剤をやることなど有り得ないと思うが、比較的抵抗感が少ないのが大麻です。映画にも大麻は出て来る、確かオリバーストーン監督のプラトーン。ふてくされ気味のベテランの兵隊(たぶん主人公)が、新人の兵隊に大麻を吸わすシーンです。昔観た映画であるし常に記憶曖昧なのが情けないが、長いパイプであったか単なる筒状の棒であったか、吸った大麻の煙を長い筒状の棒を経由して新人の兵隊に吸わすのです。神秘的な雰囲気を醸し出して、ついつい興味をそそられてしまうのです。待て、大麻の推薦文みたいじゃないか、テーマは麻薬はダメって話だぞ。

その昔のある時、若干いかれポンチの女がいた。運転席の隣でタバコを吸う。変わった臭いに付「洋モク」(外国のタバコって言う意味)と聞くと、ぶったまげた答えが返ってくる。涼しげな顔して「大麻」と答える、カナダ産の高級品だそうだ。ある日突然谷底に下りて行く、オシッコでもあるまいにと「何してんの」と聞く、「大麻草探してんの」との答え。女いわく、「この場所は、たまに自然の大麻草がある」そうな。

ある夏の夜、花火大会を見に行く。彼女の仲間達とばったり出会う。人けのない公園の片隅で車座に座って大麻の回しのみ、当然私も吸えと誘われる、でも断る。どう考えたって今で言う所のKY(空気が読めない)であって、全体がシラケル。でも絶対に吸いませんでした。何でなら、麻薬は絶対やらないと心に誓っていたからです。
万が一、大麻仲間の1人としてその後逮捕でもされようものなら、私の人生は確実に壊れていたものと思われます。

国によっては大麻が合法的な所もある、それなのになぜ大麻をやってはいけないのか。それは、何気なく吸った大麻から覚せい剤に発展してしまうからです。大麻の売人は覚せい剤も扱ってます(と思う)。たぶん大麻より覚せい剤の方が儲かるはずで、大麻の次は覚せい剤を勧められることになります。何はともあれ麻薬と名の付く物に手など出すべきではない。そして麻薬は絶対やらない、と心に誓っておくことをお薦めします。

それにしても純粋無垢(?)な私が何故に大麻を吸う人を相手にしてしまったんだろうか、実を言うと美人でした、ベストドレッサーと言われていました。美人に心を奪われるのは男の性(さが)であって、仕方あるまい。「面食いか」と問われてみると、そうでもない、実は「面食われ」です。


次の予定:チョットお休み、たぶん年内の更新はなし。早い気もするが、良いお年を。

その名は新宿駅南口、御大典広場

酒井のり子応援No5
前回「営業マンを警察官と勘違いするのはよしましょう」の続きです。なにやら酒井のり子と無関係な話になってます、そのうち話を戻します。

「・・・きっと麻薬販売のアジトかなと思うのでした。」からの続き。
立ち去る間際、後ろで人の声。まさか私に話し掛けているんではあるまいなと振り返ると、怖そうなお兄さんがにこやかに話し掛けてくるんです。ヤバイ、何か言ってる、「警察?」「警察?」と質問しているではないか。私以外の人に話し掛けているのかと思ったが、私しかいない。はじめ意味が分からなかったが、どうやら「警官」と間違われたようです。「警察?」と問われて「いえ、営業マンです」と答える、また「警察?」と問われるから、また「営業マンです」と答える。3度聞かれて3度同じ答えをしたように記憶している。とっても変な会話ではあるが、ほんとに営業マンなんだからそれしか答えようがない。そして足早に立ち去るのでした。

ネットはやはり便利、「新宿駅南口」で検索したら、私が言う所の異様な空間が写真つきで解説されてました。御大典広場と言うそうで「昭和20年代ころは一般人は近づいてはいけない危険な場所・・・」で、「昭和の末まで残っていた戦後の雰囲気。」そして「最後は、飲み屋と金券ショップが目立っていた。」そうです。 もしかすると、麻薬のアジトでなくて、金券ショップって事みたい。それにしてもだ、かばんを持った営業マンを、警察に間違えてほしくはない。


次の予定はたぶん:(心に誓っといて良かった、「麻薬は絶対やらない」)

営業マンを警察官と勘違いするのはよしましょう

酒井のり子応援No4
警察官を疑われたって話で、それだけの事ではある。ちょっと異様な異次元空間を懐かしく思い出してしまったのであって、この際、麻薬とか酒井のり子を放っておいて昔の記憶を書いちまえ。

場所は新宿南口、今でこそ新宿駅南口は若者で賑わっているが、つい最近まで(とは言え20年位前か)南口の存在さえ知らないほどに寂しい改札だったんです。当時とて新宿は賑わっていた、歌舞伎町はたぶん今より賑わっていて、たぶん今より悪人が多い街だったと思う。歌舞伎町の騒がしさを考えたとき、南口から東口に抜ける一角に、異様な空気漂う異次元空間があったのです。昼間だって人影まばら、雰囲気は黒澤明「酔いどれ天使」の世界の様であり、今にも若いやくざ役の三船敏郎が現れそうないかがわしくもオッソロシイ場所だったんです。

若いとは申しません、しかし断っておく、終戦直後はまだ生まれてません。だけどだ、「酔いどれ天使」の影響かどうか知らないが、ごった返した闇市、そして明るく流れる「リンゴの歌」、そんな雰囲気が大好きなんです。ですから「人影まばらな異様な空間」に興味持つのは当然な事で、一般道を避けてわざわざバラック側の道を歩くのです。歩くだけでも恐ろしいが、好奇心でチラッと中を覗き込むも、民家だか店舗だか分からない。いずれにしろ全うな人がいる訳もなく、きっと麻薬販売のアジトかなと思うのでした。


続く、・・出かけにゃならぬ。

次の予定:(その名は新宿駅南口、御大典広場)