置き去りにされた飼い主が居なくなった
空き家で・・・・ 身を寄せ合って生き延びた犬たち
スモール スミー そして ラスト・・・・
幸せを掴んだ 犬たちの暮らしは
家族との あたたかい日々は
私たちの一番の 糧になる・・・・
ラストの卒業式のこと
いまでも 覚えてる
ちびっ子 譲渡前講習！ 保護犬ラストの家族・・・・ | 高野由磨子（有美子）のブログ (ameblo.jp)
あれから・・・・
子供たちは成長し その暮らしの真ん中に
大切にする 小さなしっぽの命があることを
お父さんが いつも 楽しそうに
散歩をする姿を 見守ってきました
ラストが 体調を崩し・・・
検査の結果 膵臓に腫瘍があり肺に転移していて
胸水を抜き 安静にしていること
さらに 低血糖のため 毎日点滴に
通院している お話を聞きました
土曜日の朝活
この時間なら タカノさん居るよね・・・
病院の帰り道に
ラストは おばあちゃんと ママと一緒に
私に会いに来てくれました
食べることが出来なくなって
せつない・・・ そんな 優しいママに
魔法を伝授して・・・・
数日ぶりに 口を動かす
ラストの姿に 家族は号泣・・・・
食いしん坊だった ラスト・・・
愛されて 幸せを掴んだ 茶色の犬
大きな耳は そんな家族の嬉しい声を
しっかりと 聞いているよね・・・
しっかりと 自分の足で
懐かしい 保健所の駐車場を歩く・・・
あなたは 本当に 幸せを掴んだね・・・・
ラスト・・・・
あの日 あなたを 洗ったときの
汚れ 臭いを 思い出せないくらい
あなたは ツヤツヤで
幸せの香りがするね・・・・
あなたが決めていいんだよ・・・・
大きなお耳に 教えてあげる・・・・
あなたが決めて・・・・
殺処分対象 その方法は
回収車 ガス致死 致死注射
すべてが 人の都合であり
この子たちは自分で その時を選べない
愛する家族が その時を選べない
そんな 保健所行政の犬舎から
現実の過去の規定に迫られることを経て・・・・
いまの幸せを掴んだのです
だから・・・・
たくさんの幸せを 家族の笑顔を
愛情を 小さな体に満たして
たくさん 幸せに包まれて
その時を迎える・・・・
自分で決めて いいんだよ
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見送る 看取る 別れの時
その時に 私が 伝えられる言葉は
たったひとつ
その子が決める その時に
心から感謝をしているということ
他人事ではなく 初めて 保健所で出会った
必死に 日々一緒に走り続け 掴ませた命のバトン
その子たちの 過去を振り返りながら
あなたが決める その時を
愛情を込めて見守って 支えて 慈しんでくれる
そんな出会いに 私たちは心から 感謝しているということ・・・・
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