私に向き合う この子の瞳
指示を聞き分ける大きな耳
歓びを ちゃんと表す素直な様子
慣れる。。。ではなく
向き合う人の波動を
キターはちゃんとわかってる
おまえは 素晴らしい犬
八代で
元の飼い主に見放され 見殺しにされる犬
おまえに出会った意味を
私はいつも考えているよ
おまえの本当の姿を
同じように 見つけてくれる場所へ・・・・
檻の中 汚れた糞尿の中で
自由を奪われ 閉じ込められ
過去との経験との違いに 戸惑うおまえを
導かなくてはならないのは 人間なのだから・・・・
キター・・・・
おまえの吠える強烈さを
勇敢だと 思える 家族の元へ・・・・
キター おまえの学びの速さを
後戻りせず 共に学んでいこう
丁寧に歩いてくれる 家族の元へ・・・・
おまえは やればできる
キターの 譲渡には
条件があり 譲渡後のトラブルを防ぐため
保健所からの引き出し枠の子ではありません
つまり 熊本県は殺処分ゼロではありません
キターの様に 譲渡不適格
危険犬という「レッテル」が貼られた子たちは
生き残ることができません
いまのセンター回収されたら
そこでは 訓練をしてくれる人はいません
キターのがんばりを
私は知っています
私も昨年から
できることを 精一杯 踏ん張っています
限界を 諦めを 胸の奥に閉じ込めて
弱い自分に負けないように
必死に 必死に 駆けつけています
時間が迫っています
熊本県八代保健所より、
繋げたい命のバトン『キター』
しっぽの家族ではなく、
猪除けの使役犬として人間に所有された子。
盲導犬、聴導犬、介護犬。
世の中には、
様々な役割を担うしっぽの子たちがいる。
彼らは愛と信頼と敬意のある人間に囲まれて、導かれる。
だから間違っても保健所に収容される事はない。
対して、心を通わす対象ではなく、
道具としてしか見ない人間に
役割を与えられるしっぽの子たちがいる。
猟犬や番犬、
キターの様に猪除けの使役犬、繁殖犬がそうだ。
そういった子たちは、
『愛』を与えられる事はない。
ただの道具だから。使い終わったら捨てる消耗品。
保健所の一般譲渡判定に合格できない犬たちの
背後には、
何かが大きく欠落している人間の存在が必ずある。
歪んだ役割を与えられた子たちが1番欲しいのは、
愛っていう優しい温かい目に見えないもの。
キターは、素晴らしい、賢い犬。
感受性の強い、きれいな瞳をした子。
自分に接するはちボラさん達の心を、
ちゃんと受け止めているから、
この短期間で多くを吸収し、人間との関わりを学んでいる。
キターは、ちゃんと人の想いを汲み取る子。
キターを家族に迎えるにあたって、
必要な条件はある。
それを面倒だと思う人間は、キターという素晴らしい犬の家族にはなれない。
でも、愛があり、犬たちと信頼関係を築く事に喜びを感じられる人ならば、
間違いなく最高の家族となる。
キターが回収車ではなく、
正しい心を持った方に繋がります様に…