シェア拡散希望 八代保健所の譲渡犬たち 命のバトン・・・・の意味を | 高野由磨子(有美子)のブログ 

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  世田谷だってパリだって
大好きな人が暮らしていれば・・・
素敵に決まってる!   
強引で強欲な社長の私が
 この町 八代で巻き起こす
楽しくって笑える日々
走り回って怒ってお洒落して
一緒に悩む日々を毎日!
私らしくお伝えしちゃいます!

 
現在 該当する地域というだけで
被災犬の対応をしている 保健所
それが 八代保健所
つまり 7月の 豪雨災害以降 保護された子たちは
一か月 元の飼い主を探すために
譲渡対象にならないという 県のルール
 
 
にっちもさっちも行きません
行き場のない犬たちが 八代保健所定数4のところに
溢れています
でも 出せない・・・ 明らかに被災動物でない
被災の地域でもない でも・・・それでも出せないの・・・ 
 
それが 行政のルール
 
 
長い 長い 一か月が過ぎ
譲渡対象犬たちへと 切り替わった子たちがいます
 
 
ラキド オス 一歳未満 
テリーさん オス 8歳以上
 
いずれも 被災犬の対象だったため
積極的な医療サポートできずにいました
 
ほんとうに この子たちの一か月
なにも 出来ずに 過ぎてしまいました
 
未去勢 未ワクチン 
未検査です
 
 
八代保健所の譲渡犬情報
 
 
 
そして 今日 新たに 譲渡対象になった犬です
 
 
 
可愛がっていたとか・・・
お世話をしていたとか・・・・
どうしようもなかったと・・・・・・
 
今日 帰省の終わりの日に
保健所へ 連れて来られたそうです
 
 
 
この子は
保健所からの譲渡をし その後の事情が変わり
 飼い主家族の持ち込みで 引き取りとなった
 
 
ということです
 
 

 

 

人は いろんな言葉を使い

 

 

 

人は 出来ない約束をする

 

 

 

人は 真実のみを話せない

 

 

 

だけど この子たちを見たら

すぐにわかるんだよ・・・・・

 

どんな状態だったかも 

すぐにわかる・・・

 

 

 

おかえり・・・きつかったんだね・・・

 

数秒間・・・・

私の匂いをとって・・・・わかったね

 

 

 

久しぶり 大変だったね・・・・

 

 

 

洗おうか・・・

 

 

 

お風呂にしよう・・・・

 

 

おかえり・・・・

 

 

 

 

 

 

犬は ちゃんとわかるんだよ

 

人間のしたことを 忘れないんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

マダニの駆除をして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登録票も 狂犬病済票も 

 

迷子札さえ ついていない・・・

 

あの日 この子に贈った首輪・・・

そのままだったんだね

劣化し 汚れて 酷い状態になった

 愛情の証と 私が 信じている家族の証の首輪が

 

 

この状態で 一緒に・・・・帰ってきた 

 

 

 

私たちの仲間

 

 

 

 

 

 

精一杯の思いを込めて

 

汚れた 脂だらけの臭い体を・・・・

職員さんが 準備してくれた あたたかいお湯で・・・

指先が ふやけるほと 何度も洗い 

マダニ ノミを駆除し

悔しさと 苦しさを 抱えて・・・・・・・

 

言ったよ・・・ おかえり

 

私は

君に 新しい首輪を贈ったよ・・・

 

 

責める言葉を罵る言葉を

持たない子たち

 

 

 

 

 

伸びた爪

 

 

 

荒れた毛並み・・・・

 

 

 

言わなくても ちゃんとわかる・・・・

 

 

 

 

 

 

おかえり・・・

 

 

だからね 私もね

言いたいことは 言わないよ

言っても 仕方がないことは・・・・

飲み込むよ・・・・

 

 

私の匂いを擦り付けて・・・敷いたタオル・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまえの安心した顔を見て・・・

 

 

 

よかったとは思わない・・・・・

 

 

 

 

 

保健所からの直接譲渡だった犬

 

 

 

個人情報という 壁が 私たちを跳ねのけるルール

 

 

 

はちボラ卒にしておけば

もっと 違っていたのかな

 

いいえ・・・ 

 

 

 

今となっては もう

どうでもいい・・・・言っても意味がない

 

 

責任のなすり合いをしても

約束の反故を訴える場所もなく

 

 

 

 

 

飼い主の 亡くなったという

その初盆に・・・・

後見人のはずの家族に

持ち込まれた犬

 


家族だったはずの犬




 

それだけが 事実・・・・

 

 

 

 

保健所からの直接譲渡につき

この子の医療費は すべて はちボラ基金より

捻出していました  説明をし 証明書をお渡ししましたが

引き続き 様々な予防を 実施されていたかどうかは

あの首輪の通りです

 

 

その後 引き出した飼い主さんと

連絡をとることは 出来ませんでした

つまり はちボラの関り サポート 情熱を 

そこまで 必死でしてることを ご存知なかったのでしょう・・・

 

保健所の犬を助けてやったのではなく

 

命のバトンを 受け継ぐ 守り抜くという意味を

ご家族も きっと ご存知なかったのでしょう・・・

 

 

 

 

 

 

この子の 悲しみに・・・・

寄り添うために 言いたいことは 言わない・・・・

 

 

 

ただ 言えることは・・・・

 

もう 二度と こんなことのないように・・・・

 

 

無責任な たった一組の家族の行動が

 

ますます 保護犬たちの譲渡条件を厳しくするのです

 

 

 

 

おかえり・・・

もう 大丈夫・・・・

ちゃんと ちゃんと 見てるよ

 

君は 素晴らしい犬だったもの

おかえり・・・・

 

よく無事だったね・・・

 

 

 

 

 

 

怖がりだった フラットは

 

2年経っても 変わらず 怯えていました

 

 

 

また明日ねって

声をかけると 私を見るために

しっぽを振って 前へ出てきました

 

 

 

そう・・・ 楽しかったすべての日々を

がんばってきた すべての時間を・・・・

 

 

お散歩も おやつも・・・・

 

犬舎の匂いも 

 

私の匂いも

 

ちゃんと 君は

覚えていてくれたね。。。 

 

 

フラット・・・・

 

 

 
 
譲渡対象の子たちに
一刻も 早く 新しい 家族を 見つけてあげたいと思います
 
 
被災収容のルールによって
収容規定倍数の 保護状況です
 
 
 
だけど・・・
酷暑も 極寒も 犬は外が当然とか  
保健所の犬をタダでもらえるとか
そういうの 根本的に ダメですから・・・
 
 
私たちは 飼い主ではなく
この子たちの 家族を さがしているのです
 
里親・・・「親」です
簡単に 捨てたりしない 見殺しにしたりしない
暑い 寒い 怖い 寂しい 痛い 苦しい
犬にも ちゃんと その心があることをわかって守る
そういう 愛と覚悟を持った
里親さんが 必要なのです
 
問い合わせ
八代保健所
0965333198
※土日 祝日 朝活にて
犬たちを見ることができます
8時から ボランティア活動をしています