はちボラ 命のバトン 八代保健所 ウッチャンのこと

頑丈過ぎるサイズの大きな首輪をつけて

この子は　迷子になっていました

見放され　見捨てられ　見殺しにされる犬

遺棄された犬は

豊かな被毛が毛玉だらけで固まって

傾斜するようなしぐさが見られました

春の始まりに・・・・ウッチャンと名付けて

譲渡対象にあがり　お声がかかった頃

発作を起こし　震え　眼震が始まり

平衡感覚を失ってしまいました　

重篤な症状の子はセンター要請回収車へ・・・

その判断が出る前に・・・

余計なおせっかいボランティアは→私のことです

すぐに　病院へ駆け込みました

加齢からくる　めまいのような症状

対処するお薬あるよ　点滴もできるよ

早く　治まるように・・・・　お願いし　数日で

無事に回復しました　対処できるよ！

　重篤？いいえ年齢相応の状態だよ！

呪文のように　繰り返し・・・　ウッチャンは

いつも　対処できるよ　大丈夫だよ！

良い言葉だけを　聞いてきました

だから・・・　笑うよね・・・

檻の中で　笑ってるウッチャン

勉強会では・・・みんなが真剣なのに・・・

　散歩排泄ごはんが済めば　あとはがんばって

お先に～って　お昼寝しちゃう

いつもお掃除ありがとう・・・

お世話をしてくれる

優しい人を　ちゃんと分かってるよ

ウッチャンの檻の清掃をしていると

この子は　そばにきて　こんなポーズをします

お礼をひとりひとりに言っているよう

なんでも　わかってる

ウッチャンは　わかってる

特別なごはんを楽しんだり

日向ぼっこを楽しんだり・・・

笑い声を聞いて　一緒に笑ったり・・・

ぴょんぴょん　ジャンプして歩いたり・・・・

点滴だって　上手にできましたしね

撫でようとすると　除けるような

逃げるようなしぐさをするのは

この子が　以前の暮らしの中で

捨てられる前に　叩かれ続け

蹴りあげられてきた証・・・　怖かったでしょ

痛かったでしょ　悲しかったでしょ

保健所だけど　檻の中だけど

もう　おまえに暴力をふるう人間はいないから・・・

安心して　いいんだよ・・・

ウッチャン・・・声をかければ

この子は　その声に　笑うようになりました

シニアではありますし

持病というか・・・シニア特有の

対処できる症状も　持っています

でも　自力で　立って　排泄して　食べられる・・・

そうした　マイナスの条件・・・

人は損得勘定で動く生き物なら・・・・

ウッチャンは　マイナスなんかじゃない

絶対に　プラスになる

だって　ウッチャンの良いところ方が多いもの

抱えられる大きさ

柄のきれいな　四国犬のような子です

無駄吠え一切ありません

穏やかで　マイペースです

歩く姿は　名馬のギャロップのようです

発作の時も　少し状態が落ち着くと

笑って　安心させようとしてくれます

ウッチャンのスマイル

きっと　誰かを幸せにする

この子のまっすぐな笑顔です

トリミングも完了

しっぽは　シンバで　心配ないさぁ～

ハクナマタタ

ドライブすると　必死に　腕をペロペロなめて

ありがとうって　言ってるみたい

ウッチャン・・・・

なかなか　ご縁がつながりません

シニア　と区分される犬

早く死んじゃうのは・・・　病気の子は・・・とか

そうじゃない　私たち人間だって

次の瞬間　明日　来週　来年　・・・・

生きてるって　分からない

いまを　生きている　ウッチャンに

寄り添ってくれる　家族を探して・・・・

ウッチャン　とってもがんばってます

どうか　どうか

収容が長い　シニア　そんな理由で

ウッチャンが　押し出されないように

シェア　拡散をお願いします

絶対に　ご縁がつながる

だって

　この子は　本当に可愛くて　良い子だもの

　病気は対処できる年齢特有のものだもの

　ウッチャンの良いところを

ちゃんと　見つけて　慈しんでくださる場所へ

つながれ　つながれ

命のバトン

問い合わせ　八代保健所

0965　33　3198

土日祭日も　朝活を行っています

朝8時過ぎから9時過ぎの間でしたら

犬舎を収容犬たちを見学することは可能です

西片町　県の合同庁舎裏手駐車場

貯水庫のような建物が　はちボラの聖地

ウッチャンたちのいる　収容犬舎施設です