はちボラ 代表のひとりごと・・・ | 高野由磨子(有美子)のブログ 

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  世田谷だってパリだって
大好きな人が暮らしていれば・・・
素敵に決まってる!   
強引で強欲な社長の私が
 この町 八代で巻き起こす
楽しくって笑える日々
走り回って怒ってお洒落して
一緒に悩む日々を毎日!
私らしくお伝えしちゃいます!

 まだ 寒かった 春のはじまり・・・
 
 
 職員さんからの第一報・・・・
 やっと 捕獲器に入った・・・ あの 鶴喰の子です
 
 
 遺棄され 長い間 放浪し やせ細った犬は
 荷台の檻の中で 恐怖に震え 脱糞していた
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

荒れた 鼻の頭 臭い体 悲しい瞳

 

 それが・・・ 今年 4番目 鶴喰の4番目の フォースとの出会い

 
 
あばらの浮き出た体で
フラフラと歩く姿・・・・
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しい瞳の 茶色の犬

 

 

 

 

 

 

 

 

首輪をつけて

名前をつけて

 

臭い 臭い 汚れた 

水が大嫌いで 暴れる あなたを 抱きしめたよ

 

 

大丈夫・・・大丈夫・・・・

 

 

 

 

 

あなたが 内緒話をしてくれた日

 

 

 

 

 

 

あなたの話は 優しく くすぐったい

 

 

 

 

 

 

壮絶な過去ではなく・・・

悲しみや 恨みではなく・・・・

 

 

一緒に 未来を信じようと思う日々・・・・

 

 

 

 

 

 

 

やせ細った フォース

 

はじめは 歩くだけで やっとの 散歩

 

 

 

 

 

たくさん食べて しっかり食べて

 

それは・・・・ 愛されることを 教えた日々・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

お転婆なあなたが 日に日に・・・

明るくなる姿・・・

 

 

 

待て・・・を 初めてした日

 

 

 

 

 

お座りが出来るようになった日

 

 

 

逃げ場がなければ 

シャンプーが大好きになった日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

餓死の危険のあった犬は

美しい 素晴らしい 犬になった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しなやかに・・・ 堂々と・・・・

 

 

 

 

 

愛らしく 聡明に・・・・

 

 

 

 

特別な犬・・・・ 

素晴らしい犬になった 夏の日の思い出・・・・

 
 
 
 
はちボラ活動・・・・
 
 
 
私にとって 保護犬たちは
生まれ変われることの証
 
いろんなことを 口では 偉そうに言っても
犬たちは ちゃんと見抜いている
私たちを 試している・・・・
 
 
あなたは 私に たくさんのことを
教えてくれる・・・・ 
 
 
 
 
八代保健所の檻の中で
コンクリートの上で 長い間 努力した
フォース・・・私を認めてくれた フォースは
その命を すべて受け入れて 認めてくれる
家族の待つ 場所へ・・・・
 
小春になって 空の旅をする
 
 
素晴らしい未来へ 旅立っていく・・・・
 
 
 
嬉しい 嬉しい 嬉しい卒業
 
 
たくさんのみなさんの愛を この子の元へ
私は 必死に 這いつくばって 届けてきました・・・・
 
 
だから 小春は これから たくさんの愛を
家族に与えてくれることでしょう
 
 
はちボラ活動・・・・
 
日々の積み重ね まっすぐに まっすぐに
笑顔で 明るく 生きている喜びを 抱きしめていきます
 
 
 
 
 
保護犬を 家族に迎える選択
それは その子の命だけではなく
誤解 偏見 多忙 悪意 憎悪 勘違い
そんな 醜い 自分勝手な人間たちに
 いつも いつも 押しつぶされそうになる
私の心を支えてくれる ありがたい 私を救う 愛なのです