新旧交代、
先週実家に植木屋さんが入り庭の柿の木が切られていました。
門を入るとすぐにあった柿の木、大きな樽柿が生り長年家族にたくさんの恵みを与えてくれました。
子供の頃は木に登ったりセミの抜け殻を取ったり、渋柿で庭に小さな歯型のついた実が落ちていたこともありました。
木のそばに鉄棒も据え付けられて、この木の側で本当に良く遊びました。
秋になるとたくさんの実を父が脚立に乗ってもぎ取り、皆で受け取って収穫しました。
母が実のお尻を焼酎に付けて缶に詰めて、子供心に美味しくなるのが待ち遠しかったです。
ここ数年は実が付かなくなり、父が新しい柿の木を植え、今年初めて1つだけ実が生りました。
それを見届けたかの様な最後の姿、見た時はショックでたくさんの思い出が過ぎりました。
切ないですが感謝と共にお別れです。
残してもらった木は父が花台にすると張り切っていました。
また違ったかたちで活躍してくれます^^