読売日響・第545回定期演奏会
2月でしたが今頃のご報告です。
バルトークのヴィオラコンチェルトがあるので関係者の方に誘って頂きました。
冒頭は、武満徹の「鳥は星形の庭に降りる」
仕事し始めの頃に弾いた思い出があります。
緊張感と美しい響きの武満ワールド。
バルトークのViola協奏曲「遺作」
ニルス・メンケマイヤーのヴィオラソロは美しく端正な演奏で魅了されました。
3楽章は速いテンポで上手過ぎ!
テクニックも完璧!
後半、アイヴスの「答えのない質問」
初めパイプオルガンが鳴っているのかと思うくらい調和した弦楽とFl4本の響きにびっくり、質の高い調和されたアンサンブルで特に低弦が素晴らしかったです。
新世界へと指揮者カンブルランさんの意向で続けて演奏されましたが、よく意味が分かりました。
心地よい緊張から自然にボヘミアの世界へ、
近年稀に感じるくらいわくわくする新世界でした。
Vaメンバーは大好きな鈴木さんと柳瀬さんがのっていらして最高♪
このプログラムともうひとつのプロで、3月中にヨーロッパ公演があり現在海外ツアー中。
12年ぶりだそうですが、ご成功をお祈りしています。