ゴールデンウィークの谷間に

高校生の為の音楽鑑賞教室がありました。


会場の葛飾シンフォニーヒルズは

杮(こけら)落としの時にオーケストラで演奏した

想い出のあるホールです。


確かオーストリアのウィーンの街と姉妹都市になっていて、

(寅さんの映画撮影とも関わりがあるようです)

ホールにはモーツァルトの大きな銅像、

レプリカの記念品も頂いた記憶があります。





今回は小編成ながら

モーツァルトのシンフォニー「ジュピター」

他、クラシックの名曲をたくさん、

風の丘やパイレーツ・オブ・カリビアンなどの

映画音楽も演奏しました。




生徒さんをステージに迎え

オーケストラを指揮するコーナーがあり、大大盛り上がり!


どの人も自分なりに精一杯音楽を表現して素晴らしい!

それぞれの個性も素敵で魅力的でした。


コンサートは終始、

高校生達のまっすぐな目を感じながら演奏しました。


柔軟な感性で、人生のスタート地点にいる様な可能性の塊、

この時期に生の音楽を聴く機会を持って下さるのは

本当に嬉しい事です。







そして胸をよぎるのは、4月の韓国のフェリー事故で

犠牲になったたくさんの方達の事、

特に修学旅行で乗っていた高校生達。

同じ年頃の多くの人達が命を落とし、

本人とそのご家族のことを思うと身につまされてしまいます。


犠牲になられた方々のご冥福と

もう二度とこんな悲惨な事故が起きない事を

心よりお祈りいたします。