最近、いざと言う時に利己的にならずに自分が捨てられるか考える事があり、昨日踏み切りで動けなくなった人を助けて犠牲になられた方のニュースは胸に迫るものがありました。こんな事ができる方は考えるより先に動いているのだそうです。見過ごす事などできないのです。
気丈にもコメントされていたお父様、自分の子供をこんな人に育てられたのも凄いですが辛過ぎます。
大震災の時、自分を省みず他人の命を助けた方がたくさんいらしたと思います。 最近の台風で川で溺れている子供を助けた中国の方、駅でホームから落ちた人を助けて犠牲になった韓国の方、人を助ける心に国境はありません。
子供の頃に聞いたお話「月に昇ったうさぎ」や「塩狩峠」に感動した事が実際に世の中で行われている事に改めてショックを受け、自分の小ささを思い知らされます。
いつの間にか理屈をつけたり言い訳したり、そういう事の否定はしないけど、自分はいったいどこを目指しているのか分からなくなります
多くの方々が献花に訪れているニュースを見て、その死を悼む思いや、心優しい人がたくさんいる事にほっとします。
世の中捨てたものではないどころか、私達が知らないだけで、世界中のどこかで命懸けで多くの人を救っている凄い人達がいる事に改めて気付かされます。
命懸けで人を救い犠牲になられました方に、心よりご冥福をお祈り致します。