高齢者の為のヴァイオリン講座を指導する様になって

音楽療法的な観点からの考え方やアプローチも

学びたいと思い、6月末に

音楽療法の基礎講座を受講しました



 NPO法人 あいねの公開講座

■音楽療法 基礎講座3パック


1 高齢者の音楽療法  

  セラピストの資質と他の専門職との連帯


2 子供のアセスメント

  プログラムの作成と基礎


3 成人のランニングアセスメント  

  自己表現を促す成人の音楽療法



各講座を個性的な講師陣が

講義と実践で指導して下さいました



●あいね代表理事 師井和子先生著

「心にとどく高齢者の音楽療法」ドレミ音楽出版


この本をどの先生もお持ちになっていて

見事にボロボロ、書き込みも多く

この本を元にたくさん勉強されているのがわかります



受講生も音楽療法の活動をされている方ばかりで

実際の現場での様子も色々聞けました




実践では歌やダンス、紙を使った表現

初めて目にするひざに乗せて使う鉄琴や

トーンチャイムと言う楽器を使っての音楽体験




子供のための音楽療法プログラム作成では 
流れや内容、方法(曲目)、狙いなど

細かく考えて作成できるように

先生が表にした見本を見せて下さり

対象者を決めて、療法の観点から

初めてプログラミング表を作成しました



今までも何度かコンサートやイベント等で

目的や対象者に合わせて

自分でプログラミングしました


音楽療法では

先生の見本で、特に狙いという項目に

たくさん肌理細やかな内容が書かれていて

とても参考になり

逆に、狙いから内容を選んだりして

良い勉強になりました



朝から夕方まで1日の充実した講座で

初めての言葉や事柄も多く

普段の音楽活動とは違った体験をしました



新たな方々との出会いもあり

有意義な講座参加になりました