先週の6日は 演奏会のご案内をした

新アドニス弦楽四重奏団の 第15回定期演奏会で

平野さんにお誘い頂き 聴きに伺いました

(今頃のご報告ですみません 音譜




プログラム



メンデルスゾーン作曲

弦楽四重奏曲 第6番 ヘ短調 Op80

ベートーヴェン作曲

弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 Op130

「大フーガ」(Op133)付き




ト音記号出演


第1ヴァイオリン :山中 光

第2ヴァイオリン :手島 志保

ヴィオラ      :小野 聡

チェロ       :平野 知種





メンデルスゾーンは

自身の死の2ヶ月前に書き上げた作品で

激しい情熱と 不安や悲痛で沈鬱な雰囲気が漂う中にも

豊かで温かいメンデルスゾーンの人間性が随所に溢れていて

明るさや希望さえ感じられる素敵な作品で

メンデルスゾーンの内面に迫った素晴らしい演奏でした


ベートーヴェンは

各楽章の性格がはっきりしていたのが印象的で

特に大フーガは圧巻で 壮大な演奏でした

原曲に加え アンコールで新しく作曲されたフーガと

両方聴けたのも良かったです

(めったに聴けないと思います)



山中さんはオーケストラのコンマスやソロなど

何度か仕事でご一緒して聴かせて頂いていますが

クァルテットでも堅実で力強く 良さが生かされて素晴らしかったです


クァルテットの演奏も、それぞれの個性が生かされ支えあっていて

何よりも安定感のあるとても良いアンサンブルが楽しめ、さすがでした



会場はたくさんのお客様で 

音楽関係者や演奏家の方のお姿もちらほら・・・

「難曲をよく演奏していて敬服しました」

と N響OBの方も後でおっしゃっていました




新アドニスの演奏会は今回で15回を迎え

次回の1曲でベートーヴェンのクァルテット全曲演奏だそうです



平野さんも

「ベートーヴェン全曲を初めから目指したわけではないのですが

本当に続けて来る事ができて幸いでした」 との事でした




ブログのご紹介ページを 

検索などでご覧下さった方もいらしたようで

ありがとうございました♪



本当に充実した 楽しい演奏会でした

また 次回を楽しみにしています



お疲れ様でした 音譜