落とせない汚れがありました。恐らく細かい傷の中に汚れが入り込み
それがこびりついてしまったために容易に除去できなくなったのでしょう。

白っぽいのが床に付着しているのがそれです。
この場合、汚れを除去せずそのままワックスを塗ってしまうのが常套手段です。
ワックスのツヤで汚れは全く見えなくなります。手間もかからないので作業は早く終わります。
しかしお掃除会社がこんないい加減な仕事でいいのでしょうか?
少し真面目な業者は通常の洗浄では落ちないため、強力な洗剤を使用して
汚れを落とすことを考えてしまいがちです。
しかしのちのち素材が変色したり腐ってしまう危険性を考えると
できるだけ強力な洗剤を使用しないようにしたいです。
ではこうした通常のクリーニングでは落とせない汚れがあった
場合、どのように対応しているかと申し上げますと、一例
ですが、下の写真のように手で汚れを落としています。

意外にも知られていないのですが、実は手も強力なクリーニング手段になります。

付着していた白っぽい汚れが剥がれた状態になりましたので、
この状態でもう一度、通常のクリーニングを行えば、汚れが綺麗に落ちます。
掃除の仕事は誤魔化し方を覚えてしまうといくらでも誤魔化しができてしまうのが
悲しいところです。
洗剤やワックスなどのコーティングに頼らずに地道に汚れを落とすという作業自体は簡単なことですが
手間も時間もかかるため利益を考えるととても難しいことです。
しかしここで新しい生活を送る人のことを考えたら、誤魔化さずに丁寧にしっかり綺麗にしたい。
それが当社の想いです。
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