12月ですね。
12月といえば、梅の木の剪定です。
毎年悩みながら切っていますが、今年は11月に梅の剪定の講座を受けてきました。
実技ではなく座学でしたが、なるほどなるほどと思うお話が聞けたのでよかったです。
剪定の基本は混み合った枝を減らすことで日当たりを良くして実つきをよくすることだそうです。
梅の木。
ゴチャゴチャしています。
別角度です。
まずは思い切ってこの太い枝を切っちゃいます。
梅の剪定講座で講師の先生が丸く広がるように仕立てるのは3本を3方に伸ばすのが基本と言われておりました。
うちの木は3本どころじゃなくたくさん伸びてます。
枝が奥のフェンスを越しているのでフェンス方向に伸びている枝を切ることにしました。
用意したのはこちら。
サビサビだけどこれで切れるんかい??
確か2~3年前に梅の剪定用に買った剪定鋏があったはず・・・
と探したら・・・
道具入れの奥にありましたが、こちらもサビてる・・・。
道具入れがボロボロで水が入ったかもしれない・・・。
いつか研がなくちゃ・・・。
剪定ばさみは直径1cmくらいまでなので、太い枝はのこぎりです。
切り取った枝。
枝は細かく切って片付けます。
剪定ばさみがちゃんと切れるか試しも兼ねて・・・
ちゃんと切れました。
他にも・・・
枝が干渉している部分や・・・
近い場所で同じ方向に伸びた枝や・・・
ぴよ~っと勢いよく伸びてる徒長枝(ちょっと緑っぽい)なんかを切っていきました。
徒長枝は伸ばしたいのだけは切らなくていいそうです。
この日は4~5本の大き目の枝を切って終わり。
最後に切り口に薬を塗ります。
ちょっとすっきりしました。
しかし、もっと切った方がいいかと思い、翌々日また切りに行きました。
とにかく干渉しそうな木は切っておきました。
梅酒の在庫が過多なので、来年は梅酒を500gに減らそうと思います。
なので、梅の実が取れなくてもいいから切ろうと言い聞かせて切っていきました。
枝の先で伸びている徒長枝は切り戻し。
切ったところのすぐ近くの芽が伸びるそうなので、伸ばしたい方向を向いている芽の先でカット。
長い枝は実付きが悪いので、切り戻すことで短い枝を増やして実付きをよくするんだそうです。
切り戻しも1/3くらいを切るのがいいそうです。
切り戻すときに長く切りとってしまうとまた勢いのいい枝(実が付きにくい)が生えてくるそうです。
伸ばしたくないときは根元から切る。
だいぶすっきりしました。
まだ悩みはあって・・・。
この木の樹皮に見える白っぽい(薄緑っぽい?)模様はたぶん黒星病なんじゃないかと思うんです。
今年の梅には黒星病がたくさん出てしまってイマイチでした・・・。
2月くらいに消毒をしようかと思っていますが、いっそのこと病状の重い上の方を切ってしまった方がいいのかなーとか・・・。
上に伸びてる幹も程々の高さで切ってしまった方がいいのかなーとか・・・。
悩みは尽きません。